なぜファスティングなのか?

現代ではさまざまな健康法やダイエット手法であふれかえっています。そのどれも最もらしく、効果あり気 で今度こそと思って何度もチャレンジしたのではないですか?

ぼくもまったく同じ経験があります。

ぼくは中学生くらいからブクブクと太りだし、高校生の頃には身長175センチの90キロ以上の、おでぶ 体型になってしまいました。

当時のあだ名は“白豚“でした。ほとんどいじめ同然のようですね。笑

当然異性にもてるはずなく、ぼくはダイエットを決意するのですが、前述のように無数にあふれかえるダイ エットノウハウに惑わされ、何度も挫折しました。

毎日走ればいいと言われればランニングをし、筋トレすればいいと言われればしました。

でもぜんぜん痩せない。

林檎ダイエットとか風船ダイエットなんてものもやりましたが、どれも続かず、林檎ダイエットに至っては、 栄養のバランスが偏って体調を崩してしまいました。

そんなぼくがやっとのことで続けられて、痩せることが出来たのが、紹介しているファスティングで した。

ファスティングとかいわゆる短期間の断食のことです。

「おいおい、たべないなんて一番健康に悪そうじゃないか!それに辛そうだし。」

大丈夫です。

確かになれないとちょっと大変なところがありますが、きちんと健康を害しないやり方があります。

その前に、ぼくがなぜ今この時代に食べない健康法、ファスティング を紹介するのかお話します。

前述したとおり今は山ほどのダイエットや健康に関する情報やノウハウがあります。書店に行けばわかる と思いますが、関連書籍だけで1コーナーがうめつくされています。

そして毎年毎年新しいノウハウが出ては消えていきます。

果たしてなにが本物なのでしょうか?

本当に効果のあるものはあるのでしょうか?

ぼく自身かなりの金額と時間を投資してきた結果、わかったのが、今回紹介するファスティングという方 法でした。

最初はぼくもかなり抵抗を覚えました。

「食べないなんてありえない!確かに痩せるかもしれないけれど、体を壊してしまうじゃないか。」

たぶんあなたも同じことを思ったのではないでしょうか?

なぜ食べないことが健康に痩せることにつながるのか?

そういう疑問もわいてきたと思います。

現代社会は飽食の時代と言われ、食べ物があふれかえっています。基本的に餓死する心配はないし、 世界中の食べ物を好きな時に食べることもできます。

さらに外食産業の発展で、ファーストフードや塩分、糖分の多い食べ物、さらには添加物が山盛りの食 べ物もたくさんあります。

ぼくら現代人の体の中はそうした食べ物によって大量の毒素で常にパンパンになっているのです。

塩分、糖分、そして大量の添加物を処理するためにぼくらの胃袋や肝臓といった臓器たちは365日24 時間休みなしで働き続けています。

ファスティングがそんな体内を一度リセットすることで、体本来の機能を取り戻し、臓器を休め健康に痩 せていくことができるのです。

栄養の偏った現代人だからこそ、ファスティングを行うべき理由がここにあります。

酷使している臓器に休息を与えて、栄養の偏りをリセットすることで、正常な機能を取り戻す。

そうすることで体の循環機能がよくなり、新陳代謝も活発化し自然に無理なく痩せていくということです。

痩せるというより体が本来の形に戻るという表現の方がいいかもしれませんね。

 

ファスティングとはなにか?

「ファスティングがいいのはわかったけれど、いまいちそれがなんのかわからない。ただの断食となにがちがう の?」

ぼくがファスティングを教えた女性から言われた言葉です。

そう、ファスティングは確かに食べないことで痩せる方法ではあるのですが、いわゆる断食とはちょっとちがう のです。

この章ではそもそもファスティングとはなにか?断食とは何がちがうのかについてお話していきます。

まずファスティングとは簡単に言ってしまえば短期間の断食です。平均3日程度で行われるもので、食べ 物は食べないけれど、飲み物はOKというスタイルで行います。

単純に食べないというのではなく、実際にファスティングを始めるには準備期間が必要で、こうした準備を 怠り適当にやったり、自己流で行うと体に負担をかけてしまいよくありません。

なのでしっかり準備をすることが必要です。

その準備期間と、実際に食べ物を食べない断食期間、そして食べ物を食べ始める復食期間の三つで 構成されていて、それらすべてでワンセットです。

通常の断食とはなにがちがうのか?

それはまず目的があります。一般的な断食というのが宗教的な儀式だったり、精神修業的な側面があ ります。

例えば仏教でも断食という修業がありますし、お寺でも断食寺なんかもあったりします。最近では一般の 人向けに断食を体験できるお寺もあるみたいですね。

そしてもっとも有名な断食といえば、イスラム教のラマダンです。ラマダン期間中は基本的に水しか飲めま せん。

このように断食というのは一般的に宗教的な側面があり、修業としての要素があるのです。

対してファスティングにはそうした要素はありません。あくまで体調を整え健康的に痩せるというのが目的な ので、ただ食べなければいいという単純なものではないのです。

なのでファスティングを行うときには、断食期間中に飲むファスティングドリンクというのが存在します。

これは栄養失調にならないために飲むもので、酵素ドリンクなどとも言われています。

ファスティングの目的は体のバランスを調えることでもあるので、こうしたドリンクで補助する必要があるので す。

もしファスティングドリンクなしにファスティングを行うと、最悪栄養失調などで体調を崩す危険性があるの で、このファスティングドリンクは必ず準備するようにしてください。

ファスティングドリンクについては後述します。

ファスティングをするとどんなことがあるのか?

ファスティングを行うことで、内蔵を休ませ、体内に溜まった毒素が体外へと出て行くことになります。

いわゆるデトックスされるんですね。

そのとき体には、好転反応という現象が起こることがあります。

好転反応とは、体内の毒素が排出されるときに起こる現象で、悪いものではありません。

主な好転反応は以下のようなものです。

体がだるくなる 眠気を感じる 吐き気 発熱 下痢 吹き出物 湿疹など肌の変化 頭痛

これらの反応はすべて体外に毒素が出ていっている証拠ですので驚かなくても大丈夫です。

ここで驚いて、やっぱり断食なんて体に良くなかったんだとか、なにか体に異常があるのかもと思ってやめて しまう人が非常に多いです。

ぼくもはじめてこの好転反応を体験したときかなり怖かったのを覚えています。

なんせ突然熱が出たり小名かが緩くなったり、綺麗だった肌にできものが出たりかさかさになったりしたので、それはもうビビりました笑

事前に知識としてそういうのがあると知っていても、結構不安になるものです。

なので安心してください。

この好転反応ですが、症状が軽い場合は日常生活通りの行動をとっても大丈夫ですが、いつもより少 し多めに休憩をとるなどの対応をしてください。

くれぐれも無理は禁物です。

そしてもし万が一あまりにも症状が思い場合などは、一旦消化のいいものを食べるなどしてファスティング を中止するのも選択肢として考えておいてください。

それから女子の場合ですが、基本的に生理期間中のファスティングはやめたほうがいいでしょう。

生理期間というのは痩せにくい期間でもあるので、基本的にダイエットそのものに向きません。

だからといって生理特有の食欲の増加に任せて食べていいというわけではないので注意してください。

ファスティングについてまとめましょう。

ファスティングとは内蔵を休め体内の毒素を排出しデトックスすることで健康になり痩せる方法である。

簡単にいうとこんな感じでしょうか?断食との大きな違いは、その目的と専用のドリンクなどを使うことで栄 養面の補助も行うなど、完全な絶食とはちがうという点ですね。

次はファスティングを行う上で欠かせない酵素ドリンクについてお話します。

 

ファスティングドリンク

ファスティングをやるにはこのファスティングドリンクが必要です。このドリンクなしでファスティングをすることは 栄養失調やファスティングの失敗の原因になります。

ファスティングドリンクは別名酵素ドリンクとも言われ、豊富な栄養素とともに酵素が含まれています。

まずこの酵素とはなんなのか?その働きと重要性について解説し定期ます。

酵素には潜在酵素と食物酵素の2種類があり、さらに潜在酵素も消化酵素と代謝酵素に分かれるの で、3種類あり、それぞれに違った役割があります。

まず潜在酵素から説明しましょう。

潜在酵素とは、人それぞれがもっている一生のうちで作れる一定の量の酵素のことを潜在酵素と言いま す。

文字通り潜在酵素は体内で作られるもので、その量は個人個人で差がありますが、遺伝子によって生 成できる量が決まっています。

潜在酵素には大きく分けて2種類あります。

それが消化酵素と代謝酵素です。

消化酵素はその名の通り、ぼくらが食べ物を消化吸収するときに使われる酵素で、この酵素なしにぼく らは食べ物を分解しエネルギーとして活用することができません。

代謝酵素は消化酵素によって分解された栄養素を運んでいく役割があります。いわゆる新陳代謝を行 うときに使われる酵素で、これなくして体を動かすことが出来ないのです。

そのほかにも代謝酵素は、毒素の排出や自然治癒力を高めたり、免疫力を高める働きもあります。

これらの酵素は一生のうちで体内で生成される量が決まっているのは前述した通りです。

つまりぼくらは一生涯で決まった量しか生成されない貴重な酵素を毎日の暴飲暴食によってかなりの量 を無駄に消費していることになります。

現代人はとにかく酵素不足なんです。

「一生で作れる量が決まっているならどうしようもないじゃないか!」

そう感じるでしょうが、大丈夫ですが。そのために食物酵素があります。

しかし酵素全体の特徴して非常に熱に弱く、加熱することで酵素が変性してしまうので、生の野菜や果 物などをそのまま食べないと摂取できないのです。

酵素が不足するとどうなるのか?

酵素がぼくらの健康と肉体にとってどれほど重要かはなんとなくわかってもらえたと思います。

その酵素が不足するといったいどうなってしまうのでしょうか?

酵素が不足すると、ぼくらの血液は汚れてしまいます。

血液が汚れるってどういうことか?

それについて消化酵素の面から解説します。

ぼくらが食べ物を食べると、口の中で咀嚼し唾液に含まれるアミラーゼという酵素でデンプンがブドウ糖に 分解されます。

しかしその分解が酵素不足で不十分だと、未消化の糖がそのまま吸収されて血液の中を漂うことになり ます。

この未消化の糖が血液をどろどろにして、赤血球どうしをくっつけてしまいます。

これが血液が汚れるということです。

血液が汚れてしまえば当然血流が悪くなり、循環が悪くなってやがては体調を崩してしまいます。

これはデンプンに限ったことではなく、たんぱく質や脂肪についても同じことが言えます。

どうすればいいのか?

結論から言えば、それを解決できるのがファスティングなのです。

ファスティングによってまず消化酵素の消費を抑えることができます。これだけで体内にある酵素の量が 減らないわけですから、かなり効果があると言えます。

そして次に、食物酵素をファスティングドリンクによって取り入れることで、体内の酵素の料を増やし、くっ ついてしまった赤血球どうしを引き離し血液をさらさらにできるというわけです。

ファスティングではこの酵素をドリンクによって取り入れることが必須になります。

ファスティングドリンク、または酵素ドリンクは自宅にでつくることもできますが、購入した方が手間もかから ずいいでしょう。

おすすめのものは以下のものです。

ファスティングダイエットの常識が変わる!?

おいしく飲めて、値段も手ごろなのでおすすめです。

どうしても自分で作りたいあなたのために、簡単なファスティングドリンクのレシピも紹介します。

用意するもの

  • にんじん 1/2本(約100g)
  • ほうれん草 1/2束弱(約80g)
  • キャベツ 2枚(約80g)
  • バナナ 1/2本(約50g)
  • 豆乳 100cc
  • レモン汁 少々 それからジューサーも必要です。

材料がそろったら、それらを軽く洗いジューサーに投入してジュースにして完成です。

ただ注意点として、長期的なファスティング、例えば六日以上やるような場合には必ず市販のファスティ ングドリンクを購入してやってください。

このレシピで作れるのはあくまで簡易的なものなので、どうしても限界があるのです。

自作や紹介したものがいまいちな場合は、今からお話するファスティングドリンクの選び方の基準を参考 にして自分で探してみてください。

いいファスティングドリンクの基準。

選ぶ基準は大きく分けて三つあります。

1、人工甘味料を使っていないこと。

2、60種類以上の野菜や果物を使用していること。

3、発酵期間が一年以上であること。

1の人工甘味料を使っていないことは大前提になります。ファスティングは第一に体内をデトックスして体 の機能を正常化することが目的なのに、添加物でもある人工甘味料を摂取してしまっては元も子もあり ません。

2の60種類以上の野菜や果物を使っていることというのは、単純にたくさんの種類の原料を使っている 方が、摂取できる栄養素も多くその分いろんな効果を期待できるからです。なので、別に60という数字に 大きな意味はなく、多ければ多いほどいいと思ってください。それこそ100種類とかあればなおいいでしょう。

3の発酵期間については、野菜や果物が一年以上発酵することによって、アンチエイジング効果のある 抗酸化作用が上がるからです。

もともと野菜や果物には抗酸化作用がありますが、発酵によってその働きが強くなると言われています。

以上の3点を基準に、ファスティングドリンクは選んでみてください。

 

ダイエットとの相性

この章ではファスティングがなぜダイエットに効果的なのかをお話していきたいと思います。

まず従来のダイエット法でもっとも代表的なのは、運動することではないでしょうか?

ぼくも白豚というあだ名をつけられたとき、ものすごく恥ずかしかったので、一生懸命にダイエットに取り組 みました。

そのとき最初にやったのが、ランニングと筋トレでした。

当時のぼくはダイエットに関する知識などなにもなく、ただがむしゃらに動けば痩せるだろうという安易な考 えでなんの計画もなくやり始めました。

その結果筋肉がついて余計に太くなっただけでした。

考えてみれば当然で、その時のぼくはまったく運動以外のダイエットはしていませんでした。そもそもふとっ てしまった原因を考えることもそれを取り除くこともせずにがむしゃらに運動だけしてもやせるはずないんで す。

体重を一キロ落とすのに必要な消費カロリーは、約7200キロカロリーと言われています。

そしてフルマラソンを走ると350グラムほど体重が減ると言われているので、体重一キロを落とすのに150キ ロは走らなければならない計算になります。

ちょっと気の遠くなる数字だと思いませんか?

運動だけできれいにやせるのは、ほぼ不可能なのです。

だからこそ、太ってしまった原因をしっかりと明らかにしてそれを改善しない限り痩せるのは無理なのです。

そもそも太る理由ってなんでしょうか?

それは食事です。

健康的なダイエットにはこの食生活の改善なくしてありえません。

ファスティングがダイエットに効果的で相性がいいのは、この食習慣を改善することができるからなんです。

「どうしてファスティングが食習慣の改善につながるんですか?」

それはファスティングによって一度体内の環境がデトックスされてリセットされるからです。 あなたは甘いものやしょっぱいもの、ファーストフードやお菓子をおいしいと思いますか?

そういう添加物まみれのものをおいしい、ほしいと思うのって、ある種の中毒症状なんです。特に糖分は 麻薬並みに依存してしまいます。

定期的にケーキやお菓子が食べたくなるのは、もうその刺激を体が覚えてしまい禁断症状が起こってい る状態なんです。タバコとほぼ同じです。

ぼくもはじめてファスティングしたときに、すさまじい禁断症状でおどろきました。

もうどうしようもなく甘いものが食べたくて仕方なかったのです。でもおもしろいことに、3日間のファスティング を終えてみると、不思議とその欲求がなくなってしまったのです。

それ以来なにかの付き合いとか以外では、ほぼ甘いものやジャンクフードの類は口にしなくなりました。そ もそもおいしいとも食べたいとも思わなくなったのです。

他の化学調味料にも糖分と同じような依存性があります。そして今どきの食品の大半は化学調味料ま みれで、ぼくらの食欲を異常に増進させるものばかりです。

ファスティングはその化学調味料まみれで中毒になった体から完全に毒素を抜き出して、リセットしてくれ ます。

そうするとそうした食品への異常な欲求や、必要以上の食欲もなくなるので、結果的に味覚にも変化が 生じて、食生活全般が改善されるのです。

そして酵素の働きも活発化して血流もよくなり当然新陳代謝も上がるので、痩せやすくなるというわけで す。

そうやって体質レベルからのアプローチがファスティングでは可能になります。そうなれば簡単に痩せるという ことができるし、ダイエットの一番の悩みであるリバウンドの危険性もぐっと低くなります。

ぼくはそういう知識も当時はなかったので、運動してはファーストフードやお菓子を食べてジュースを飲むと いう生活でした。

そりゃ痩せるはずないと今ならわかります(笑)

ほかのダイエット方法も試しました。

ぼくが実際にやった方法は、りんごダイエットです。

これは単純にいつもの食事の代わりにリンゴだけを食べるというものです。はっきりと言うとちょっとだけ効果 がありました。

でもすぐにリバウンドで、元通りどころかさらに太ってしまったのです。

結局なにかこれも栄養が極端に偏ることで一時的に痩せても、元に戻せば意味がなくなってしまうので、 すぐにやめました。

食生活の根本的な改善なくして痩せることはできません。これは事実です。この事実に早く気付いてファ スティングを行えば、確実に健康的に痩せることができます。

 

ファスティング準備期間

ファスティングは三つの期間で構成されています。

まず最初に準備期間、断食期間、復食期間の三つです。

この章では最初の準備期間について解説します。

「そんなことより早くファスティングのやり方を教えてください!」

そんな気持ちもわからなくはないですが、どうか焦らないで聞いてください。

ファスティングにおいては、この準備期間を疎かにしてはいけません。

痩せられないだけならまだしも準備期間を怠ると危険ですらあります。

それくらい準備は大切なんだということを理解してください。

準備期間はファスティングを始める約一週間ほど前から始めます。もし時間がない場合やどうしても忙し い場合はでも、最低3日は準備期間を取ることが望ましいです。

この準備期間なしにいきなりファスティングを行うのは、練習もせずにマラソン大会に出るようなもので、挫 折の原因になります。

ファスティング前の準備期間ではまずなるべく高カロリーな食事は避けるようにしてください。基本的に低カ ロリーなメニューを意識してくれれば大丈夫です。

高カロリーなものの代表は洋食全般です。それから揚げ物とアルコールも控えてください。

食品添加物を使っている可能性の高い外食も控えてください。もちろんお菓子類もダメです。

そうしたものはさけて、野菜、海藻類、豆腐、納豆などの発酵食品を中心とした和食を食べるようにして ください。

正直これだけでもダイエットには効果的です。ぼくなんかはこの食事にしただけですぐに体重が1キロ減り ました。

こうした食生活をできれば一週間、無理なら3日間は続けてください。

そしてファスティングの前日ですが、なるべく早めの時間帯に軽めの夕食を取るようにしてください。

このときに明日からファスティングだから今のうちに食べたいものを食べてしまおうという思考に襲われること がありますが、決してそれはしないでください。

ぼくもはじめてのファスティングをするときに、そんな考えがよぎったことがありますが、その思考は痩せない 思考です。

なので、決して前日に暴飲暴食はしないように心掛けてください。

準備期間を正しく過ごすことができたら、いよいよファスティング本番の開始です。

 

ファスティング本番期間

いよいよファスティングの開始です。

これから三日間は基本的に水とファスティングドリンクのみしか口にできません。

はじめてやる時はつらいと思うので、最初はまず一日だけでもいいのでやってみようというくらいの気構えの 方が挫折しにくいと思います。

ぼくもはじめてファスティングに挑戦したときは、三日間は達成でませんでした。なのでいきなり三日がんば ろうというのではなく、一日単位でがんばってみてください。

マラソンと同じで、いきなりフルマラソンは走れません。ちょっとづつ走る距離を伸ばしながらゴールを目指 す感覚の方が長続きします。

もちろんいきなり三日間を継続できそうならそれでも大丈夫です。

ではすべての基本となるファスティング一日目の過ごし方を解説していきましょう。

ファスティング一日目。

基本的な過ごし方としては、なるべく無理はせずリラックスできるように過ごすことと、水とファスティングドリ ンクだけを飲むこと。激しい運動は禁物です。

このファスティングドリンクですが、だいたい3時間ごとに約40~50ミリリットル程度飲むようにしてください。

この分量は一回に摂取する糖質の量が基準になっています。

一回当たりのファスティングドリンクの摂取で、約20グラム程度の糖質を取れるようにしてほいのです。

人の脳の活動に必要な糖質の量が一日当たり100グラム程度なので、それをだいたい5回に分けて取 るイメージです。

一気に100グラム取らないのは、血糖値の急上昇を避けるためです。

ファスティングになれていない最初のころは空腹感を感じやすいので、ドリンクを飲む回数を増やしてもか まいません。

ファスティング二日目も基本的な過ごし方は同じです。

この二日目から個人差はありますが、好転反応が出始めることが多いです。好転反応というのは、体内 の毒素が出ていく過程で起こる現象で、肌荒れや下痢、頭痛、発熱などの症状で出ることが多いです。

このときの好転反応の症状が軽い場合はそのまま継続していけばいいのですが、もしあまりにもつらい場 合や症状が重いという場合は、消化にいいものを食べていったんファスティングを中止するのもひとつです。

健康のためにやっていることなので、必要以上のむりや我慢は禁物です。

一日目に比べて空腹感は楽に感じるはずです。それは一日目のファスティングで体が空腹感になれてき た証拠です。

ファスティング三日目

三日目の過ごし方も基本的には変わりません。三日目になるとファスティングに体が慣れてきて空腹感 もマシになり、気持ち良さも出てきます。

人によってはまだ好転反応が続く場合がありますが、確実に体から毒素がデトックスされているので、肉 体的にも精神的にも楽になってきます。

ぼくがファスティングを教えた女性にいたってはものすごく気分が良くなったみたいで、初日はすごくしんどそ うだったのに、もっと続けたいと言っていたくらいです。

三日目になるとほんとうに体の調子も良くなるので、頭の回転も速くなり、集中力も増すので、勉強やデ スクワークなどの仕事は非常に捗ります。

ぼくはよくこの三日目になると集中的に本の執筆をやっていました。

定期的にジムに行って運動する習慣のある人は、ハードなトレーニングはさけて軽めのメニューにするよう にしてください。

筋トレなどではなく、ウォーキングなどの運動がおすすめです。

三日間を無事に過ごせたらいよいよ復食期間にはいります。

 

ファスティング復食期間

三日間の断食期間を無事に終えたら、また食事を取る復食期間になります。

実はこの復食期間が、ファスティングダイエットにおいてはもっとも重要な期間になります。

三日間断食に成功したからといって、この時期に一気に食べたいものを食べてしまったりすると、リバウ ンドしてしまいます。

それだけでなく、今まで休んでいた臓器を一気に動かしてしまうと、負担がかかりよくありません。

なのでしっかりと復食期間を設けてゆっくり時間をかけて臓器の活動を再開させる必要があるのです。

復食期間に具体的な日数はありませんが、三日間の断食の場合、ぼくはおなじだけの日数を復食期 間として当てることにしています。

一回目の食事はできるかぎりしっかりと煮込んだおかゆがいいでしょう。不通の白米に比べて柔らかくて 消化にいいのでおすすめです。どうしても味がなくて物足りないという場合は、ちょっとだけ天然塩を加える とちょうどいいと思います。

このおかゆですが、最初はまるで入院患者の食事ように感じると思いますが、ファスティング後は不思議 とおいしく感じます。

二回目の食事はおかゆだけでなく、野菜スープなどを加えても大丈夫です。おかゆ同様によく煮込んだ ものにしてください。

野菜ならなんでもいいというわけではなく、できるかぎり葉野菜を中心にして、糖質の過剰摂取を避け るために、じゃがいもなどのいも類、にんじんなどの根菜類は避けてください。

復食期間中にこうしたメニュー中心の食事にして、徐々におかゆの煮込み具合を調整し、ふつうの白 米にしていってください。

完全にふつうの白米になったら、一応その時点で復食期間は終わりです。

ここまででファスティングが正式に終わったことになります。

ファスティングが終わったからといっても、油断してまたもとの食生活に戻っては意味がないので、食事に は充分注意してください。

ファスティングをきちんと終えると味覚に変化があります。

いままで薄味だなと思っていたものが、すごく味が濃くておいしく感じるのです。このときおいしいからといっ て食べすぎないでください。

いかにぼくらの味覚が人口甘味料や添加物によって狂っていたのかをこのとき実感できると思います。

後書き

いかがだったでしょうか?

ファスティングはただのダイエットではなく、それ以上に体の機能を本来のものにもどすことで健康的に痩 せることができる方法です。

ぼくは週一回、金曜から日曜の三日間を断食に当てて、約一年実施し、あっという間に20キロの減 量に成功しました。

それ以来いっさいリバウンドはしていません。

「一年かけてたったの20キロか。」

そう思うのなら、あなたは世間にあふれる派手なダイエット広告に毒されている証拠です。

そういったさまざまなダイエットノウハウはとにかく派手にその効果を宣伝し、短期間で一気に痩せること を売りにしていますが、それがどれくらい不自然なのかを知ってください。

人間の体はそんなに一気に変わりません。

簡単に楽して短期間で痩せる方法を探している人にとっては非常に不都合な真実ですが本当なので 仕方ありません。

ですが時間をかけていけば確実に変わっていけるのも人間の体です。

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