むくみのないスリムな足になる方法

「むくみ」知らずのスリムな足に

ストッキングとパンプスというスタイルで、一日中オフィスで仕事をする生活を続けていると足がだんだん太

くなってきたと気付くときがあります。

それは、筋肉でも脂肪でもなく、ほとんど「むくみ」が原因です。

むくんだらいつかは元に戻るだろうと考える人が多いのですが、同じ生活を続けていたら元に戻ることはあ

りません。

この「むくみ」、意外にも体の危険信号で、何年もこのままにしていると重大な病気に発展することがある

ので注意が必要です。

「むくみ」は、シルクと天然素材の靴下を重ねて履き、足元を温めることによって取り去ることができます。さ

らに靴のサイズダウンまでできてしまいます。

結婚後、育児をしているなか、買い物はいつもスーパーで売っている野菜、魚や肉でしたが、あるとき、

「添加物や農薬が多い食品を食べていると必ず病気になる」という話を何かで聞くことがありました。スーパ

ーで売っている野菜はただでさえ農薬が使われていますし、とくに日本は高温多湿の気候なので傷みやす

く、外国より多くの農薬や食品添加物が使われているらしいのです。それを盲目的に子供に食べさせるの

に抵抗を感じるようになりました。

それからは、無農薬野菜や無添加食品を多く扱う定期購入の会に入りました。そのような会の会報か

ら東洋医学からアプローチする食育や、健康維持の方法の情報を得ることができたのです。そこで東洋医

学では、体を温めるということは健康維持に最も大切なことなのだということを知りました。

しかし長い間、私の知っている情報はそこまでで、体を温めるのに最も良い方法は何なのか発見するに

は至りませんでした。

そんな中、またひとつの気付きがありました。

毎年毎年、夏が来るのが辛く感じるようになったときのことです。夏そのものの暑さというより、冷房の部

屋の中にいる辛さや食欲の低下が何よりこたえるようになっていました。

そんな辛い夏を乗り越えた秋に、この「冷え」をなんとかしたいと思い、いろいろな本を読んだり、ネットで

調べたりしているうちに「冷えとり健康法」というものがあることを知りました。

そして、シルクから作られた冷えとり靴下を履いているだけで、体が温まりデトックスまでできて、冷え性が

改善していくことがわかりました。

「冷えとり健康法」とは、愛知県の医師、進藤義晴氏が30年ほど前に提唱した健康法です。冷えとり靴

下でさまざまな体の不調が改善したという体験者のブログ記事はネットにたくさん掲載されています。

冷えとり健康法は、最近広く知られるようになりました。なかでも半身浴は有名タレントさんを始め、多く

の人が日課にするようになってきています。ほとんどの人はこの半身浴が冷えとり健康法から来たものだと

知らないのですが、ここまで広まったのは健康や美容に絶大な効果があるからに違いありません。

 

冷えとり健康法とは、

1 半身浴で体を芯から温める

2 シルクとシルク以外の天然繊維の靴下を交互に重ね履きする

3 頭寒足熱、天然繊維のインナーで体に適した服装を心がける

4 食材を選び、食べ過ぎない

5 自己中心的な考え方をやめ、穏やかな心で過ごす

を実践していれば、健康維持に役立ち、病気も治るというものです。

私はその冷えとり健康法を実践しているなかで、健康と同時にダイエットにも効果があることを発見しまし

た。とくに足痩せには効果が絶大です。足の「むくみ」でお悩みの方には強くおすすめいたします。

 

「むくみ」とは

皮膚の下などに体液が溜まってしまった状態。細胞組織の液体(細胞間質液)と血液の圧力バランス

が崩れ、細胞組織に水分が溜まって腫れた状態を言います。(出典:コトバンク・wikipedia)

体の中の水分の循環がうまくいかず、水分が足元に留まった状態ということです。内臓の病気から起こる場合もありますが、病気ではなく起こる場合は、運動不足や「冷え」が主な原因です。

この状態を長く放っておくと、本当に重大な病気に発展していくので見過ごすことはできません。

「むくみ」は足元からの発汗から取れていきます。

シルクとコットンが表裏になった2重構造の靴下を4枚重ね履くことで、肌はさらっとしているのに、靴下自体はぐっしょり濡れた状態になります。

濡れたら新しい靴下に替えて毎日過ごします。体全体は特別たくさんの汗をかいたというわけではないのに、靴下だけ濡れるのは靴下が余分な水分を発汗として出したからです。もちろんシルクのデトックス効果によって体全体の血流が良くなり、結果として「むくみ」が取れたというのもあります。実際履いてみると驚くほど靴下が濡れるのがおわかりいただけると思います。私の場合、10日ほどで両足の浮腫が取れました。

足全体の「むくみ」が目に見えてなくなり、靴下のゴムの跡もつかなくなりました。

空調のきいたオフィスの中は部屋の上半分は温かい空気、下半分に冷たい空気が溜まります。そうなると足元は冷えているのに、頭はのぼせた状態になります。血液も水も体内でうまく循環しない状態になるのです。人間が健康に過ごすことができる衣・住環境は「頭寒足熱」、つまり頭の方は涼しく、足元は温かくという状態が良いので、足元を温めることを心がけるだけで、体の中の循環が良くなり、「むくみ」も自然に取れ、健康と足痩せの両方が手に入るのです。結果、オフィスの中で仕事をしていた昔と比べて私の足はとても細くなりました。

いかがでしょうか?

そんなことが起こるの!? と半信半疑の方が多いと思います。

でも本当のことなのです。

私がシルクに魅了されたのは、たった一足のシルクの靴下をたった一晩履いて寝たときの足元の心地良さ、睡眠の心地良さに感動したことがきっかけです。

どんなサプリや薬を飲んでも、こんなに芯から体が良くなっている感覚はないと思います。

 

むくみがやがて下半身太りに

私は早稲田大学法学部卒業後、大手生命保険会社に総合職として入社しました。

最初に配属されたのは資産運用部門の債券に投資する部署、なかでも外国債券に投資する課でし

た。投資先はアジアはなくアメリカとヨーロッパの国債でした。値動きはそれぞれの国の昼時間に活発に行

われます。日本で仕事をしていると夕方から深夜が白熱した時間です。

毎日深夜まで残業していた訳ではないですが、重要な経済指標の発表のときや会社の投資方針が変

わったときなどは深夜までの作業がありました。さらに早朝には前日のマーケットの動きと運用状況を分析

した会議資料を作るという仕事もありました。

そんなときは足はいつもだるく、むくんでいました。そのときの私は、また一晩寝れば「むくみ」は取れて

元の足に戻るだろうということに全く疑う余地はありませんでした。また、足元は常に冷えていて不快でした

が、長い間そういう状態でいると冷えて不快だという感覚すら麻痺していました。

入社半年ほど経ち、仕事にも少しづつ慣れてきた頃、朝通勤途中歩いていたら同僚が後ろから声をかけてきました。

「香さんだったの!? 後ろ姿は香さんの足じゃないと思っていたから声をかけなかったんだけど、近くまで来た

らそうだったんでびっくりした! 足大丈夫?」

「えっ? どういうこと?」

同僚が言うには、後ろから見たら足が太い人だったから、私ではないと思っていたところ、近づいたら私だ

った、ちょっと前は細い足だったのに急にどうなってしまったのか!? ということでした。

その頃、健康診断ではとくに異常はなく、足のすねを指で押しても凹みが取れないというわけでもなかっ

たので、病的な「むくみ」ではないと思います。では脂肪なのかどうなのかは今となってはわかりませんが、よくよく考えるとそうなったのは重力と「冷え」のせいだったのではないかと思います。

なんで重力を持ち出すのかということですが、血液やリンパ液や水分、それに老廃物が心臓方向に戻ら

ず、足元に停滞することが原因だからです。重力に逆らって足の血液や水分を心臓に戻していくのに、体には大きな負担を強いているのですが、私はその負担に耐えられない体だったのだと思います。

それは残業や早朝出勤によるストレスや運動不足、睡眠不足など、大学時代とは違うさまざまな要因が重なり、そんな体になったのだと思いますが、よくよく考えると普通の日本の社会人が送っている生活と

そうは変わりません。現代の日本では多くの人たちが似たような経験があるのではないかと考えられます。

「むくみ」そのものの症状は健康上は問題ではありません。見た目が太くて良くないというだけです。

それを引き起こす他の要因が重要なのです。さきほども述べたような重力に逆らって足の血液や水分を心臓に戻していく力がないことが問題で、そんな体になったのはなぜかということです。

空調のきいた部屋でスカート姿で一日過ごして、頭がのぼせた状態で足元が冷えて「頭寒足熱」の反対の不健康な時間が多くなったのも原因です。それで血流が悪くなり、老廃物が足元に留まったままになりやすいのです。

実は、血液やリンパ液や水分、老廃物が心臓方向に戻らず足元に停滞するのは、多くの女性が普通に着ているファッションがその主な原因だということは、ほとんど知られていません。スカートにパンティストッキングにパンプスというスタイル。私は社外の人と会うことが多かったので、そんなスタイルで毎日を過ごしていました。これが健康を損ない足を太くしている原因だとは知らずにです。

昔も今もOLさんの普段の服そのもの。何気なくしている服装が健康を損ね、足を太くしていることに気づいている人は、世界中探してもほとんどいません。だからこそ、これは伝えていかなければならないと思っています。

 

おしゃれに見えるけど最悪の「冷え冷えスタイル」とは

おしゃれに見えるけど 最悪の「冷え冷えスタイル」とは

ヒールのついたパンプスは脚長効果があり、ファッションをおしゃれに着こなすのに便利なアイテムです。足のラインも女性的で綺麗に見えます。必ず「パンプスじゃないと!」と言う女性も多く、私もパンプスのおしゃれな感じが好きでよく履いていました。

ストッキングは古い傷や虫刺されの跡などをきれいに隠してくれます。

化繊のストッキングにヒールのついたパンプス姿、女性が普段このようなファッションになったのはいつ頃からでしょうか?

少なくとも私の母は若い頃からこんなスタイルでした。祖母もストッキングは履いていましたが若い頃はどうだったかはわかりません。日本では安価な化繊糸が発明された後、高度経済成長時代から日常的にストッキングを履くことが広まりました。ヒールの高い靴はもっと昔からあったと思います。

ストッキングとパンプス、そのふたつが組み合わさって、見た目はおしゃれに見えるけど健康によくないファッションが定着してしまいました。

「新版 万病を治す冷えとり健康法」(進藤 義晴著)によると化繊は毒出しを止めてしまうそうです。足元からは汗や皮脂などの方法で毒出しが行われていますが、この新陳代謝を止めてしまうのです。足は毒出しに重要な場所でここから盛んに毒がでています。その大切な場所に毒出しを止めてしまう化繊を持ってくるのは、足をむくませ、健康にならないよう努力しているのも同じなのです。

この最悪の冷え冷えスタイルをやめるだけで、日本人女性の平均寿命は3年は伸びるのではないかと思っています。2013年の日本人の平均寿命は女性86・61歳。女性は長寿世界一です。これが3年伸びて平均寿命90歳も夢ではありません。

「足は第2の心臓」という言葉があります。足の筋肉をよく使って歩いたり運動することで血流が良くなり、老廃物が心臓に戻りやすくなります。

ヒールの高い靴は足の自然な本来の働きを阻害し、女性の足太りの原因のひとつになっていたのです。

ヒールは、普通の靴よりも足首部分が高くなり、足先に余分な体重がかかってしまいます。さらに不安定な状態になるため、人間本来のかかとから着く自然な歩き方というのが難しくなってしまいます。

足首が柔軟に動かず、ふくらはぎの筋肉も本来の動きができずにいると、股関節の動きも次第に悪くなり、足首から股関節の柔軟性が失われていきます。

これをカバーしようと、本来付かなくてもいい筋肉が余分に付いて脚が太くなったり、骨盤が歪む原因になることもあります。骨盤が歪むと、お尻や太ももの裏、ふくらはぎの筋肉を上手く使えなくなってくるため、たれ尻や腿のセルライトなどの原因になってしまいます。

仕事、とくに営業で、一日中外回りをしている女性は、一見運動しているように思えても、足首や太ももからお尻にかけて太くなるのはこういう原因があるのです。

 

さらに、化繊のストッキングは体を冷やします。

化学物質はすべて体を冷やします。化学調味料を使った食べ物や化学物質でできた家も体を冷や

します。薬も化学物質なので体を冷やしていきます。

東洋医学では、自然なものから離れるほど陰性、つまり体を冷やすとされています。化学的に作られた

薬品、健康サプリメントも体を冷やします。環境も自然から離れたコンクリートや新建材を使って建てられ

た家、化学物質からできた壁紙に囲まれた家は人が健康に住めるものではないと言っていいでしょう。

現代は生きる環境すべてが体を冷やすものでできている、と言って過言ではありません。

戦後、急激にこのような環境になってきました。それも「気が付いたら」こうなっていたので、原因がはっき

りしない体調不良や病気について、明確に環境の変化のせいだと言い切る医師はいません。すべてストレ

スのせいにしたり、たばこや飲酒などの良くない生活習慣のせいにしてきました。

これはストッキングも同じです。ナイロンなどの化繊のストッキングを履くようになって女性の足元が常に冷

やされる状態になっていても、それが病気の原因だと誰も気付きません。

足元が冷えて頭がのぼせた状態でいると東洋医学でいう、血、水、気の流れが悪くなり、それらが足元に停滞したままになります。そのために足が「むくみ」、下半身太りになっていくのです。

 

道路事情が「冷え」の原因に?

日本女性は外国の女性と比べて圧倒的にヒール率が高いというのはご存知でしょうか?

海外と日本をよく行き来する人に聞くと、海外の人は日本人のように毎日ヒールの靴を履く人は少ないそうです。仕事をしている女性でもあまり履かないらしく、ヒールの靴で外出するのは、パーティーや結婚式など特別なイベントの時だけで、普段はスーツでもペタンコシューズを合わせるそうです。

日本女性がヒールの靴を好んで履くのは、背が高い方がファッションが決まるという側面があります。どんな流行でも背が高い方がかっこよく着こなせるのは間違いありません。おしゃれ志向がとても高い日本人は背が低くても高く見せられる便利なアイテムを使いこなしているというわけです。

さらに、日本の道路事情が女性の健康に影響を与えている、という事実がわかってきました。

日本の道路の舗装率は世界一です。国土交通省の統計による国際比較では、国土面積に対する

舗装道路の割合において、日本は諸外国平均より約2・5倍と突出しています(表参照)。網の目のように道路が張り巡らされ、そのすべてがきれいに舗装されているのが日本です。地方に住んでいても土の上を歩くことはほとんどなく、さらに建物の3階以上はエレベーターやエスカレーターが完備している、そんな国に私たちは住んでいます。

海外ではヒールの靴を毎日履きたくても石畳だったり、アスファルト舗装されていてもデコボコだったりすると、履けないというのが現実のようです。ヒールの靴が履けないとストッキングも履くことが少なくなりますね。

世界でも類を見ないほど整備された道路に恵まれていて、ヒールの靴を履いてどんなところも行けてしまうために、このファッションが定着しているのです。

みんなそうやっているし、おしゃれだから毎日疑うことなく履いている。しかし、それが女性の健康を損ね、日本女性の足を太くしている事実をきちんと見つめなければいけません。

 

何事もきちんとする女性ほど冷えて足の「むくみ」が溜まっていく

ストッキングにヒールというスタイルが健康に悪いらしいとわかっても、ストッキングをやめてスニーカーを履くことはなかなかできるものではありません。実際、私もつい最近まで、良くないとわかっていても夏は素足にサ

ンダルで過ごしていました。ましてOLさんがオフィスでスニーカーというスタイルをしていたら、上司に注意されることもあるかもしれません。

そんな都合から、すぐに変えられないということはよくわかります。それなら、せめて家にいるときだけでも気をつけてみましょう。

さらに、仕事をしていると精神的なストレスが血流の停滞を招きます。

なぜストレスが血行不良の原因になるのか? という点ですが、これには、自律神経の働きが関係しています。

自律神経とは、血液の循環調整や内臓の機能など、自分の意思とは関係なく機能する組織を制御する神経系のことです。自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されていますが、 過度のストレスは交感神経優位な状態を作り出してしまいます。

「交感神経」とは、外部からの刺激に対して敏感に反応し、「戦う」準備をするための神経。血液を筋肉に集中させたり、内臓の活動をコントロール(抑制)したり…と、体を「戦闘モード」に整える役割を担って

います。外敵(=ストレス)に対していつでも反応できるように、筋肉を緊張させてエンジンを吹かしておくわけですね。

一見、血行が良くなっているようなイメージを持たれるかもしれませんがそうではありません。確かに血液の循環量は増えますが、内臓への血液供給は抑えられているので、血液が体の隅々まで行き渡りにくい状態=血行不良には違いないのです。

筋肉の過剰緊張が続くことで体はいつも倦怠感でいっぱい。そんな慢性疲労の原因にもなります。

また、交感神経が過剰に緊張すると血液中の〝顆粒球(*)〟が必要以上に増加し、この顆粒球が死滅する際に発生する活性酸素も増加します。活性酸素は強い酸化力を持っているため、血液も酸化されてしまい〝ドロドロ〟の状態に……。

血液がスムーズに流れず、ますます血行が悪くなるという、最悪の状態を招いてしまうのです。(血行.comから引用 http://www.kekkou.com/category1/entry1.html)

私が外国債券の仕事をしていたときも、相場の仕事というストレスが体に大きな負担となっていました。

いつも戦闘モードだったのです。常に体じゅうの筋肉が緊張して、体の隅々まで血液が流れていなかったということです。性格は負けず嫌いで、何事もきちんとしているのが心地良いと思うタイプ、そのときはうつ病だと診断されたわけではないですが、うつ状態であったと思います。「うつ病です」と診断されるのは精神科に行った人だけ。行かなかったら病名がつかなかっただけなのです。

*白血球のうち、好中球、好酸球、好塩基球の総称で、細胞内に顆粒が顕著に見られる

 

足を温めて下半身太り解消

湿気が多い日本の気候も下半身太りが多い原因に

日本人は他の国の人に比べて下半身太りが多い傾向にあります。

日本は湿度が高い国です。それも温暖化に伴って湿度も年々高くなっているような気がします。

東洋医学の概念に「気」があります。気とは自然界にある現象のエネルギーの元と定義されています。それら自然現象を六気(風、寒、暑、湿、燥、熱)といいます。この六気のバランスが崩れ、大きく変化すると人体に悪い影響を及ぼすことがあります。それを六淫(風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、熱邪)といいます。

梅雨がある日本ではとくに湿邪に気を付けなければいけません。湿邪とは湿度が高いことによって引き起こされる、人体への悪い影響を言います。

空気中に湿気が多すぎると飽和状態になり、人体から発汗して水分を放散させることができなくなります。暑い気温の中で湿気が体にこもるとさまざまな悪影響が出てくるのです。

美容に関係することで言えば、体の余分な水分は体の下半身に溜まって一旦溜まるとなかなか抜けにくいということです。

そのメカニズムは熱中症に似ています。

人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げますが、外気が高温時や湿度が高いと、放熱や発汗ができにくくなり、熱中症を引き起こします。

熱中症は急性の湿邪とも言えるでしょう。慢性の湿邪は命に関わることはありませんが、慢性的に体の中が水分過多になります。余分な水分は体の下の方、足元に溜まっていきます。そのため体が重く、だるいと言った不調を引き起こします。

さらに体内の余分な水分は「痛み」と結びつきます。湿邪はひとところから動きにくいと言われていて、体の中を移動しないため、一旦居座るとその場所に居続けることになり、関節の痛みや腫れといった深刻な

症状も引き起こします。

日本の梅雨から8月にかけての猛暑は、他の国々の人から見たらとても過酷なようです。島国で四方を海に囲まれていて、夏は湿度が高く、一旦、体の中に水分が溜まってしまったら自然にはなかなか抜けにくいのです。

日本は四季がはっきりしていて寒い冬は乾燥しますが、抜けにくい湿邪は体に留まったまま。冬になると冷気が関節の水分に働き、関節痛をひどくするという構図が出来上がってしまっています。こうして、余分な水分は下半身につくという国民全体の傾向となっています。

欧米人は太っていてもひざ下から足首はほっそりして筋肉質であるのがわかります。一方日本人はひざ下から足首にかけても太く、むくんでいる感じがします。

水が余分にある下半身は冷えやすくなり冷え性にもなるのです。日本人女性のほとんどはこのように湿邪が原因で冷え性になっていて「私は本当に冷え性なんです。」

「足の先と手の指が本当に冷たくて辛いんです」とおっしゃる方ばかりです。

 

湿邪が現代の婦人科病を生み出している

東洋医学の考え方によると、横隔膜の下からは下半身、上は上半身です。太くなりがちなウエスト周りは下半身になり、ここにある臓器は湿邪の影響を受けやすくなります。水が動かないとそこに老廃物がたまり、いろいろな不調・病気の原因になっていきます。

現代になって増加してきた子宮内膜症や子宮筋腫、生理痛もこの湿邪が原因のひとつなのです。

湿邪は温めると消えると言われています。

シルクと天然素材の靴下の重ね履きやを半身浴で足元を積極的に温めている方は、トイレに行く回数がとても多くなります。

水が動くと古い水は尿として出ていくのです。

そうやって体から湿気が抜けていくと、湿気と結び付く「痛み」も消えていきます。生理痛や関節痛はすぐに効果が実感できるので、長年悩んでおられる方にはおすすめします。ただし、水が動きはじめるときは、一時的に痛みがひどくなることがあります。これは好転反応や「めんげん」と呼ばれ、弱った細胞の老廃物や有害物、水分が、強い還元力で一気に排泄されるために出る反応なので全く心配はいりません。

それを繰り返していると、下半身はほっそりして引き締まってきます。日本人の下半身太りには非常に有効な、しかも根本的なダイエット法と言えるでしょう。

日本型の湿邪で太っている人はまず冷え性を解消すれば、下半身太りも解消されるのです。水分や血液を動かして老廃物を留まらせないためにはどうすればいいか──。

それは足元を温めるのが一番の近道だということです。

 

温めるのは足元だけでOK

足は第2の心臓と言われるように、ポンプ機能がうまく働けば体の「気・血・水」がうまく循環し、健康に足痩せ、下半身痩せができます。

温めるためには、シルクの靴下とコットンやウールなどシルク以外の天然素材の靴下を交互に履いて重ねます。物理的な温かさに加えて、体の毒出しを同時に行うためです。体にとって不要なもの、余分な水分だったり老廃物だったり、これらを排出させることが毒出しです。

毒=「冷え」と考えてかまいません。

足元を温かくするために、「冷え」を取り去り、毒を出すことを同時に行います。

「冷え」を取り去り、毒を出すというのは一見難しく思えるかもしれませんが、人間の体の治ろうというメカニズムに任せるのが基本なのです。一度この波に乗れば、生まれて初めての体の快調さや心地良さ、深い睡眠を経験します。気になる不調も消えていき、これを止めるのが怖くなってきます。本書では私が広めている「シルクde足ぽかダイエット」を紹介します。方法は簡単。シルクの靴下とシルク以外の天然繊維の靴下(ウールや綿)を交互に履き重ねていくことです。昼間はもちろん、就寝時も履いて寝ることが基本で通常6枚以上重ねます。毎日30分以上の半身浴も可能であれば行ってください。

「シルクde足ぽかダイエット」は

1 体の気・血・水の循環が良くなり、足の「むくみ」が取れていく側面

2 足から直接毒出しが行われる側面

があります。どちらも毒出しです。「めんげん」と呼ばれる好転反応が起こるのが特徴です。

例えば1では、湿疹(体全体にも足だけにも起こることがある)、風邪、めまい、吐き気、下痢など、さまざまな症状が起こります。「シルクde足ぽか」を実践し始めて起こる症状はめんげんと考えて大丈夫です。

2では、毒出しが盛んに行われる就寝時の深夜、一気に毒出しが行われると足が痛くなります。私は何度もこの痛みで起きたことがあります。毒出しがなされることは良いことではありますが、寝られないぐらい痛いときは痛みを軽減しないといけません。1枚靴下を脱ぐとその痛みは消えてなくなります。

また、こんなこともあります。

朝、まるでお風呂上がりのように足の指がシワシワになっていることがあります。私の場合、しばらくそのままにしていると元に戻りました。肌自体はさらっとしているので濡れている感覚はありませんが、水分を含んだ靴下と肌が接して、お風呂に入ったときのように足の指がシワシワになったのです。

濡れたのは老廃物が汗と一緒に出て行ったからに他なりません。

このような状態になったら履き替えないと、水分が足元を冷やしてしまうようになります。

第3章で述べたように、運動靴を卒業したらストッキングとヒールの靴というファッションの風習がいかに足をむくませて太くし、健康を損ねてきたかということがわかっていただけるでしょうか。

普通の化繊の靴下でも、生活する分には全く問題なく過ごすことはできるでしょう。しかし、そうやっていると、「足がなんとなく不快だけど問題ない」という思考で固まり、それが将来に来る大きな病気の原因になっているとは考え及びません。

人間が本来持っている感覚としての「心地良い」という感覚は、体から不要な老廃物や毒が出ていくときに感じる感覚です。この感覚を大切にしてください。

「シルクde足ぽか」のシルク靴下の重ね履きをしていると、足に汗をかいても濡れた感じはしません。ずっと足湯をしているような心地良い温かさが続きます。

シルク靴下の重ね履きを初めてしてみたとき、足の指がチリチリして、毛細血管に血が流れ込んできている感じがはっきりとわかります。それは、ずっと血行が悪かった毛細血管に、急に血流が良くなって末端の細胞に酸素や栄養が届き始めたサインです。

また、足の指や手の指の先がドクドク心臓のように脈打っているのがわかります。血行が良くなって手足の先の感覚が敏感になったのだと思います。まるで手の先に心臓がついているような感覚です。血流が良くなり血がサラサラになると心臓の鼓動がそのまま末端の手足の先に共鳴するのでしょう。これらは「シルクde足ぽかダイエット」をスタートしてすぐの頃に起こりますが次第になくなっていきます。

 

くびれを作る足ぽか

腸の働きがアップして便秘知らず

いつも「しっかりやらなくては」と思っていたり、戦闘モードで仕事をしていると交感神経が優位になり、副交感神経が司る腸の動きは抑制された状態になります。

現代ではこのような形で便秘になる人が増えています。

足元を温めると、交感神経と副交感神経のバランスが良くなり、腸の働きがよくなってきます。体温も上がってくるため、血管にへばりついた脂肪の固まりのようなものもだんだん取れてきて、体全体が自然治癒する方向へ働いていきます。そうなると下痢や風邪、じんましんなど、あらゆる方法で体の老廃物を出そうとしてきます。

普通に足元を温めるだけで、頑張って食物繊維を摂ったり運動したりしなくても、便秘が治ったという方はとても多いのです。ひと通り毒出しパレードが終わると下痢もあまりしなくなるので、そのときに初めて食物繊維や運動を気にしましょう。

便秘が長い間続くということは、大腸の中に食べ物が長い間とどまっていることになります。その間も腸は休まずそこにある食べ物から栄養を吸収しようとするので、必要以上に栄養を溜め込むことになります。余分な栄養は脂肪として溜め込まれ、太りやすい体質になっていくのです。そこが、美容上最も良くない点です。太っている人はよく、「水を飲んでも太る」と言われることがあります。それは便秘も関係しているのかもしれませんね。

毒出しされているときは「心地良い」という感覚があります。下痢をしてその後すっきり感があれば毒が出た証拠です。風邪で熱を出したあともすっきりします。

 

体の不要物は脂肪にたまる

足が太いのは「むくみ」の影響が大きいのですが、ウエスト部分が太いのは、「むくみ」より脂肪の影響が大きいのです。

体にとって不要なもの、老廃物は脂肪や皮膚に溜まります。体に不要なものは内臓脂肪に付きやすく、体が脂肪として不要物を切り離そうとするからです。

実際、人間の体の自然治癒力は強いものなのですが、現代の99%の人が冷えていて、冷えているのが普通なので医学的には「健康体」とされます。でも本当の自然治癒力が働くためには冷えすぎているので、その力を知っている人はほとんどいないのです。足元を温めると自然治癒力が高くなり医学上常識とされていることの範囲から外れる現象が起きます。

80歳の女性の白髪が黒髪に変わる

・ほくろが消えていく

・がんが自然治癒するなどなど

出典:「新版 万病を治す冷えとり健康法」進藤 義晴著

自然治癒力という生まれながらに備わった特効薬を、現代人はあまりにも軽く見ています。足元を温め

るという簡単な方法で引き出せるのに、です。

ダイエットも健康も元々の原因から解決しないとリバウンドを繰り返すだけだというのは同じです。それを知っているのと知らないでやるのは効果も出費も雲泥の差、モチベーションも違ってくるものです。

 

体の老廃物や不要物を溜めない体にしてリバウンド知らず

体の中に不要物が入ってきても、すぐに体の中から外に出せるようにしておくと、脂肪は毒を溜めることができず必要性がなくなり、脂肪も不要物としてなくなっていくのです。

不要物を溜め込む必要がない状態にしておくと脂肪は必要なくなる。だから痩せるというわけです。

「シルクde足ぽか」をやっていると、体から入った毒(不要物)はより短時間で出ていくのがわかってきます。

例えば、生クリームがトッピングされた甘いケーキには、単糖類の有害な白砂糖がたくさん使ってあります。

体にとっては有害なので、食べると早く出そうとします。お昼に食べると夕方には足の指が痛くなって、毒が出ている感じがします。

シルクの靴下と天然素材の靴下を重ね履きすると、毒が足の指の間から出ていきます。一度に大量に

出ると足の指が痛くなります。別に靴下で締め付けているせいではありません。何枚重ねるとそうなるのか

は人によって違いますが、これはたいていの人に起こる現象です。甘いケーキを食べると数時間でその痛みが来るのです。

毒が体に留まっている時間は短いほうがいいです。長い間出さないでいると蓄積して大きな病気を引き起こします。これら一連の反応は「毒出し」と呼ばれ、健康やダイエットのために大切なことなのです。

生クリームたっぷりのケーキは食べないようにしよう、と思えばすぐにやめられます。しかし、たまたま体に入ってくる毒もあります。むしろこれらの毒の方が多いのです。

毒(不要物)=「冷え」 足元を温めると「冷え」も毒も取れていく。

東洋医学の古い教科書的な書物「黄帝内経 素問」では毒(不要物)は体を冷やし「冷え」そのものであるとされています。毒を出すには体を温めるのが最も良いとされています。毒は脂肪に溜まりやすいので脂肪がたくさんある人は冷えやすい人です。「冷え」が「冷え」を呼ぶ構図になり、病気にもなりやすくなります。

体の中で脂肪がたくさん付いている場所を触ってみてください。例えばお尻は常に冷たいでしょう。首を触ってみてください。首は脂肪が付きにくい場所なので常に温かいですね。

「冷え」と毒と脂肪、これは結びついています。でもだからこそ温めればいっぺんに取れていくので対処の仕方は簡単なのです。

 

シルクで体を温め、デトックス

シルクはもともとデトックスにぴったりな自然からのプレゼント

絹織物は、はるか5000年前古代中国で発祥しました。

カイコの糸を織って作った衣服を着ていると、怪我をしても傷口は膿まないし、腫れない、また温かく、光沢が美しい。貴重なシルクは王族のみ着ることができるものでした。

カイコの飼育方法や絹糸の精製については門外不出の秘密の技術として長い間、一般的にはなりませんでしたが、紀元前200年ぐらいにローマとの重要な交易の商品となり、世界に伝わっていきます。その東西交易の道はシルクロードと呼ばれ、シルクは同じ重さの黄金と交換して取引されていたというぐらい貴重なものでした。

日本には弥生時代に伝えられ、奈良時代には全国的に養蚕が行われていました。それでも絹を着るこ

とができるのは貴族だけで高価なものであったようです。絹織物を着る貴族と普段、麻しか着ない庶民との寿命の差はかなりあったと言われています。

カイコの卵を求めて時代が動いたこともあります。

江戸末期、日本に列強諸国とともに開国を迫ったフランスの本当の目的はカイコの卵の買い付けでした。当時ヨーロッパで流行していたカイコの病気によりフランスの養蚕業は衰退していました。その産業を復興すべくフランス政府は日本に開国を迫るという行動にまで出たのです。

近代に入り官営の富岡製糸場で生糸が生産されていたことは、世界遺産に登録されたことで改めて広く知られるようになっています。

明治時代にこの工場で働いていた女子工員には、当時、死に至る病として流行していた結核にかかる人がほとんどなく、繭に触れる手は常にしっとりすべすべで美しいということは知られていました。

太古の昔から、シルクを着ているだけで健康で長生きできることは伝承されてきましたが、それがなぜなのか、科学的に解明されてきたのはやっと1980年代に入った頃からでした。それは、インセクト・テクノロジーと呼ばれ、5億年以上地球上で生き抜いてきたカイコやその他昆虫の生きる仕組み、進化について研究が進み、改めて再評価されています。

そうすると現代人を悩ませているがんやアトピー性皮膚炎など、さまざまな面に効能があることがわかってきました。また宇宙で着る下着にぴったりなのはシルクであることもわかってきています。

今後はさらに、遺伝子組み換えカイコの開発がめざましい成果を上げていくことでしょう。

「シルクde足ぽかダイエット」のやり方はシルクの靴下と天然素材の靴下を交互に履くことです。それでは、なぜシルクの靴下と天然素材の靴下を交互に履くと、毒出しできるのでしょうか? それは、シルク繊維が持つ特殊な構造が関係しています。

シルクの糸の基本構造について説明しましょう。

シルクの繊維はフィブロインという断面が三角形をした組織が2本とその2本を接着するセリシンという部分で成り立っています。どちらもタンパク質でできており、タンパク質を構成するアミノ酸は人のアミノ酸に似ています。

三角形の形状のフィブロインがいくつも撚られて一本の糸となります。いくつも撚られることで、温かい空気が含まれ、軽くて高い保温性を持ちます。

毒出し、いわゆるデトックスを促す効果がシルクにはあります。しかし、シルク自体には、出た毒を貯めておく働きがないので、その働きを持つ綿やウールの天然素材の靴下と交互に重ね履きするのが一番効率

的で確実なのです。

シルクは人間の肌に馴染み、汗や老廃物はフィブロインという部分がそれらを吸着します。

フィブロインは体内のコレステロールや脂肪を、乳化した状態で体外に排出させるという特徴があります。

一旦吸着したらすぐに放散します。その放散された汗や毒はその次に履いている綿やウールの靴下が吸収します。そこに一旦毒を貯めることになるのです。その毒はさらに外側に運ばれてその次(3枚目)に履いているシルクの靴下が吸着、その次(4枚目)の綿またはウールの靴下が毒を一旦貯める……と続き、最終的には一番最後に履いている綿またはウールの靴下に汗や毒が貯まることになります。だから、肌は常にサラサラに保たれた状態となります。

最後の靴下だけは毎日洗濯する必要がありますが、その他の靴下は毎日でなくても大丈夫なのです。

このような仕組みで足元の毒出しと冷えとりが行われ、足の「むくみ」を取っていきます。

足裏や足の指の間は、人間の体で最も毒素排出が盛んに行われる場所。そこにシルクを履くことは古くて新しい健康法と言えます。シルク自体肌に似たアミノ酸なので、肌に優しく、履いていて心地良いことが精神面にも良い影響を与えます。

また、アミノ酸は皮膚細胞を活発化させる力があることもわかっています。アトピー性皮膚炎や乾燥肌にもとても良いのです。富岡製糸場の女子工員さんの手がつるつるだったのも納得できますね。

 

シルクは地球を救う? 無限の可能性

インセクト・テクノロジーはシルクの5000年の歴史からするとほんのつい最近1980年代に始まった研究です。それまでのシルクの研究と言えば、生産効率を上げたり、絹の糸の量を増やすための品種改良でした。東京農業大学農学部教授農学博士 長島孝行氏が衣服以外での活用の可能性に着目。さまざまな面から研究されすでに実用化されているものもあります。

化粧品

◆シルクのセリシンは保湿効果にすぐれ、化粧品として用いるのに適しています。また古代エジプトの時代からシルクには紫外線をカットする効果があると知られていました。クレオパトラは美しく染色したシルクの衣類を好んでいたようです。科学的には20世紀終わり頃になって紫外線をカットすることが実証され日焼け止め化粧品としても重宝されています。通常の日焼け止め化粧品に含まれる薬剤には有害な物質が含まれ、日常的に使用するには適していません。シルクならアミノ酸からできているので肌に優しくアレルギーが起きにくいので敏感肌の人にも適しています。

糖尿病治療薬

◆シルクのタンパク質成分は糖尿病の合併症発症遅延や食後の急激な血糖値上昇を抑制できるため糖尿病患者の食事コントロールに良い結果をもたらすと考えられています。

結核の薬

◆富岡製糸場で働く女子工員さんには当時死に至る病として恐れられていた結核にかかる人はほとんどいなかったそうです。「女工哀史」は絹の紡績工場の悲惨な労働環境の中で結核にかかる女性が多かった、と記されたノンフィクションですが、ほとんど実情とは異なったフィクションだったようです。絹の紡績工場で働

いた人はお金のために売られた年端もいかない少女ではなく、士族の教養の高い令嬢だったようです。また、長時間労働で流行の結核にかかって死ぬ人も多かったということですが、1日8時間労働で、実際に

は結核にかかる人はほとんどなく、シルクの結核に対する効能が科学的に証明されてのちにドイツでは「パス」という結核治療薬の材料になっています。

制菌加工

◆シルクは細菌を増やすことも減らすこともない、制菌制があることが確認されています。化学物質として塗られている抗菌加工とは違って、体に害がないという点が優れていて、今後さまざま方面への応用が期待されています。

宇宙での衣服

◆カイコの種類の中でも野蚕と呼ばれる野生のカイコから取れるシルクは、防臭性、制菌性が高く、洗濯ができない宇宙での衣服として選ばれています。

UV効果

◆繭からさなぎを出して紫外線をあてて羽化させたものと、繭に入れたままの状態で羽化させたものを比べると、繭から出したものは100匹中ほとんどがガンになりますが、繭に入れたままのほうは100%健康に成虫になります。

シルクは紫外線のほとんどをカットします。肌にシミやソバカスを生じる波長の紫外線に対しては糸を着色することによってその効果が高まることがわかっています。下着や洋服に応用することで化学物質である乳化剤を使用したUVカットクリームなどは不要になるかもしれません。洋服が紫外線を通してしまってもインナーにシルクを着ていれば、お肌への浸透を少なくします。

がん治療薬

◆セリシンには活性酸素を抑える抗酸化作用があると確認されています。西暦2000年代に入り大腸がん、皮膚がんを抑制する効果が科学的に確認されて、すでに食べるシルクとして機能性食品が発売されています。

プラスティック

◆石油からできたプラスティックの役割を、シルクからできた固まる物質でも代用できるようになってきています。

しかもシルクはアミノ酸からできているので再生可能。環境に優しくこれから先千年の地球資源として長島氏は注目しています。

内装材

◆シルクからできた壁紙やカーテンが開発されています。シックハウス症候群が増加しているように内装材に使われている化学物質は住んでいる人の健康を害してきました。シルクなら体に親和性が高く健康を害することはありません。

ダイエットサプリ

◆食べるシルクとして粉末状の商品が販売されています。シルクの持つ毒出し効果で毒が留まっている脂肪も一緒に体外に排出する作用があり、美容面でも注目されています。足元を温めるのに加えて食べるというのもおすすめです。

 

リンパをスムーズに流してデトックス

リンパをスムーズに流してデトックス

簡単に自分で足の「むくみ」を取るためのマッサージをご紹介しましょう。

足首からふくらはぎにかけては、むくみやすいところです。余分な水分や老廃物が同じ場所に留まっていると冷えてむくむのです。

それらはリンパに流してしまうと早く解消することができます。

表在リンパ管は筋肉と皮膚の間にあるので、強くマッサージすると筋肉を直接マッサージすることになってしまい、筋繊維が傷むこともあります。それが日常的に行われると筋肉が硬直し、逆に血流が悪くなる原因になりかねません。それではリンパの流れをスムーズにすることにはなりません。

あくまでも足首から心臓方向になでるようにタッチするだけで、十分なのです。ふくらはぎの筋肉を強くもむと心地良いという感じはしないですが、優しくなでると心地良くすっきりとした感じがします。この「すっきり心地良い」感じは毒出しが行われたあとに共通する感覚なので、大事にしましょう。

エステティックサロンでは数千円、高いところでは何万円もする足痩せコースがあります。

これらはほとんど筋肉をマッサージするもので、リンパを流す目的で行われていません。流しているつもりでも、力が強すぎて流れていません。施術後は、筋肉を揉まれた感覚は残りますが、すっきりした心地良い足元ではないことに気付くはずです。

ご紹介した軽くなでる方法は、お金もかからず、いつでも自分でできます。すっきりした感じもして、マッサージ効果を実感することができるでしょう。

 

シルクで足を温め、毒出しの穴は常に大きく。それがダイエットの秘訣

毒を溜め込まない体質に変身する

美しくダイエットして健康で過ごすためには、足元を温め、毒を溜めないということが最も大事です。運動も効果的ですが、何のために運動しているかを意識しないと逆に健康を害してしまうこともあります。「気持ち良い汗をかく」という言葉がありますが、まさにそれ。デトックスされている状態です。学校では「健康のために運動をしましょう」と教えます。運動をするとなぜ健康になれるのか、そこはあまり教えません。

現代では避けて通れない加工食品や、体に悪い影響を及ぼす食用油。常に肝臓に負担がかかっているのです。つまり、肝臓にはいっぱい毒を溜めています。肝臓が悪いと腎臓も当然悪くなり、冷え性になります。そうなると足元に余分な水分や老廃物が停滞し、ちょっとやそっとの運動では痩せない体になってしまいます。

どうしても入ってきてしまう食品添加物や化学物質を避けて生活することは、現代の環境では難しく、いかに入ってきた毒を体内に留めてておかずに毒出し、ダイエットするか、その答えをこの本では書きました。

お金も時間もかからない、しかも根本的な方法なのでリバウンドの心配もありません。

覚えるのが大変な体操は長続きしないし、食事制限はストレスがたまります。今までのダイエットは苦痛を伴うものでしたが、足元をシルクで温めるという新しい方法は自然にその人の理想的なプロポーションに導いてくれるストレスフリーの方法です。痩せるだけではなく、肌が輝くような透明感を持つようになります。

さらに心も体も健康になり病院へ行くことも少なくなります。

現代では、変えようがないぐらい定着してしまった女性のストッキングとヒールの靴という組み合わせのスタイル。毎年、洋服の流行が変わっていきますが、これだけは鉄板で変わることはありません。それがたまたま健康や美容に最も悪いスタイルなので、女性は試練の中で生きていくことになります。

しかし、そのスタイルが健康や美容に悪いということを知っているのと知らないのでは全く違うのです。ストッキングとヒールでいる時間をなるべく少なくしようとするし、病気になったり、下半身太りになったときはそれが原因だと分かるので、その習慣を止めるということもできます。知らなければ、言うまでもありませんがそのままなのです。

シルクの靴下やインナーを身につける「シルクde足ぽか」を実践するだけで、体を温め、健康にも美容に良いということは、是非とも多くの人に知っていただきたい事実です。シルクは5000年の歴史を持つ天然のもので、長い間認められて貴重なものとされてきたことが、その安全性を保証しています。古くて新しいシルクの効能は健康に痩せる手助けをしてくれ、シルクと出会えてよかったと思っていただけることと思います。

こんな素敵な方法が今まであったでしょうか。シルクの効能に着目したダイエット法は今までにない新しい方法です。この事実を知っている私の使命は多くの人に広め、より良い人生を生きていただくことだと思っています。

シルクのインナーを企画販売する会社を起業したのもそんな気持ちがあったからです。今後も多くに人に喜んでいただきたいと思っています。

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