糖質制限ダイエットは実は簡単

さすらいのサラリーマン・大海 隼人(たいかい はやと)です。年齢は三十四歳の中年です。

私は一年前まで身長:百八十一センチ、体重:九十二キロの大柄な肥満体でしたが、今現在ではリバ

ウンドする事なく六十八キロになっています。つまり、二十四キロのダイエットに成功しました。割合としては

体の四分の一が消えてなくなった計算になります。二十四キログラムとは例えると、元気いっぱいな小学

一年生の男児くらいの重さです。イメージとしては、以前はこの男児を背負って朝起きてから寝るまで生

活をしていましたが、今ではその男児が体から常に離れ身軽に生活をしている事になります。今、冷静に

振り返ると恐ろしい話ですね。これは一年(十二カ月)という期間で落とした肉の塊です。平均すると一カ

月で二キロ減量した計算になりますが、実は毎月コンスタントに減量したのではなく、始めた半年の落ち

方は異常とも言える程のスピードでした。最初のころは毎日、二百グラムも体重が減っていくのです。一般

的なステーキ肉一枚が百五十グラムですから一枚分以上が消えて無くなるのです。これが一定期間、毎

日続きます。(体内の水分が抜けたせいもあると思いますが、驚異的な減り方でした。)体重計に乗るた

びに変化する数字は、今思い出しても信じられません。今まで生まれてからの人生で体重が減るという経

験をした事がない私でしたから。

すごく頑張り大変な思いをして頑張って痩せたのかと問われれば答えは違います。運動もしていなけれ

ば、何か特別な施設に通った訳でもなく、また高額な薬や特殊な食品を利用した事もありません。今まさ

にダイエットを振り返ると実に簡単でした。あっけないくらいに。

さすがに、これだけの体重が減ると人生が変わります。いい意味でも悪い意味でも変わります。デメリット

があるから昔の体重に戻りたいかと問われれば、答えは明確に戻りたくないと答えます。痩せている方が断

然良く、素晴らしい生活が送れていると感じるからです。

私の体験がより多くの方の役に立てればと思い、糖質制限ダイエット経験を通したノウハウをつづっていき

ます。運動などの無理をしないで十二カ月で二十四キロダイエットに成功した秘訣を公開しますので、一

人でも多くの方がダイエットに成功して素晴らしい人生を歩んでもらうきっかけになる事を心から祈っています。

 

ダイエットを始めた動機・きっかけ

ダイエットを始めようと思った動機・きっかけは、何と言っても「健康」のためです。長生きしたいから始めまし

た。

私の父親は五十九歳という若さで他界しました。糖尿病が起因となった併発病で、血管が弱くなってい

たところで脳卒中になり、寝ている間に脳の血管が切れたのが原因です。突然の事に酷く落ち込んだ頃

を思い出します。遺品を整理している最中に父の若かれし頃(二十代くらい)の写真を見つけたのです

が、ダイエット前の私のように太っていました。ダークスーツを着ている姿はまるで動物の「大きな熊」のように

見えます。すごく今の自分と姿形が似ていました。父の血が流れている私ですから、同じ道を歩んでいるの

ではないかと将来を恐れて生活するようになりました。

私も父親と同じ年齢で死んだ場合には、あと残された人生は約二十五年。父と同じように人工透析を

受ける必要が出た場合、働けなくなるまであと約二十年。小さな子供がいますので健康を意識するのは

必然的な事だったのかもしれません。晩婚化がますます進みそうな現代において、医療技術が進化したと

しても子供の晴れ姿は見られないかもと覚悟もしていました。

年一回実施される健康診断を受ける度に、必ず何かしら「再検査」や「要精密検査」の項目が付いた

結果を受け取っていました。メタボリックシンドロームの注意文なんて毎年の事で見飽きるくらいです。年齢

を重ねる度に、体の基礎代謝は落ちていると感じますので、このままの延長線上の生活ではマズイという

危機感が徐々に増えていきました。早死にのレールに私の列車は乗っていると焦りが常にありました。

もう一つ理由があるのですが、それは日常生活があまりにも抑揚(よくよう)が無く「変化を起こしたかった」

という事です。平日でも休日においても日常生活をパターン化すると、何も考えずに行動でき楽なのです

が、その分だけ刺激が減ります。一度は今までと違う人生を歩んでみたいという空想を少しだけでも実現

しようと何かアクションを起こしたくなりました。それが年々降り積もったダイエットをしたい思いに火をつけた

のです。

最後に「ダイエットを始めるぞ!」という日は、自分自身で意思をもって決めました。その日は特に何でもな

い日でしたが、テレビで糖質制限ダイエットの番組を実施している日で、その翌日が始めた日になります。

この文章に出会った翌日がダイエットをスタートした日であると、あなたに言われたら最高に幸せです。(笑)

 

糖質制限ダイエットの考え方・取り組み方

糖質制限ダイエットに関する私なりの考え方・取り組み方は、大きく三つに分類できます。

 

体への貯金=収入-支出(マイナスになる方が良い)

ここで定義を記載しますが、

一.体への貯金 = 体重

二.収入 = 食事の量と質

三.支出 = エネルギー消費

という事になります。シンプルですね。

貯金とは間逆の考え方で臨み、エネルギーという貯まるもの(収入)を効率的に減らし、最小限の努力で

エネルギーを消費(支出)することが基本です。当然のことながら支出より収入の方が多ければ、体への

貯金(=体重)が増えていきます。

ここで重要な事は効率的かどうかです。支出は大きく二つに分ける事ができ、一つが心臓の動きや腸の

動き、呼吸運動などの生命を維持するための基礎代謝で、もう一つはスポーツや散歩など意思を持って

エネルギーを消費する活動です。どちらの支出も変化をさせる事は大変な労力を伴いますので、収入をい

かに効率的に下げられるかがポイントになります。

 

自分が死ぬまで継続できる内容である

もう一つ重要な事は無理をしても長続きしない事です。ずばり!ダイエットとは自分自身のライフスタイルを

継続的に変える事です。続けられなければ意味がありません。つまりダイエットとは人生の中における一時

的な活動ではなく、自分自身が死ぬまでつづく活動と捉えます。元の体重へとリバウンドしないのは、ライ

フスタイルそのものを変えるからであって、継続できなく元の生活に戻ったら当然の事ながら体重もダイエッ

トをしていなかった頃に戻るはずです。

 

シンプルなアクション計画で覚えていられる

そして、最後はシンプルなアクション計画です。忙しい日常生活でも忘れずに意識してアクションできる事

 

 

が重要です。意識・アクションするのを一日でも忘れると三日坊主になります。必ずしもアクションしない日

を作らない訳ではなく、意識をしない日を作らないという事で、意思を持ってアクションをしない日は必要と

思っています。シンプルでないと覚える事が難しく、常日頃から意識していられないからです。

この三つは日常的な行動指針のようなものと捉えて頂ければと思います。この三つの考え方のうち、一つ

でも欠けたら私のダイエットは成功しなかったと思います。

 

糖質制限ダイエット実践方法と三つのルール

糖質制限をするというダイエットを知ったのは、昔の事だったと記憶していますが、行動を起こしたのは最近

の事であり、実践したらこんなにも体重が無くなるとは自分自身でも予想外でした。糖質制限とは、白米

やパン・麺などの炭水化物でできている食物や砂糖の摂取量を一定量控えるという事です。

私が実践した糖質制限ダイエットの詳細は以下のとおりで、シンプルな三つのルールを自分に課しました。

 

第一のルール:夕食で白米(ご飯)を食べない

夕食には毎日欠かさずに白米をお茶碗で二杯食べていましたが、これを抜きます。白米のみを食べないだけで、おかずは通常と変わらない量を食べます。

また、朝食と昼食は通常と変えないで糖質制限を実施することなく白米やパンを含め炭水化物をちゃんと食べます。朝と昼にエネルギーの元となる糖質を摂取しないと頭が回りません。ポイントは「夕食」という部分です。

夕食後は寝るだけですのでエネルギーを消費する機会が日中に比べて少なく、体に蓄積されてしまうと考えたからです。このルールを守るだけでも私

は飛躍的に体重が落ち始めました。「え!簡単だ。」と思われるかもしれませんが、これが効果抜群なのです。これだけでも是非お試しください。

 

第二のルール:三年継続すると考える

無理をせず一日の食べる「量」を変えはせず、内容(質)を変えます。ダイエットとはライフスタイルを継続し

て変える事ですので、一時的に無理はできるかもしれませんが、継続して無理するのは難しいと考えるか

らです。ことわざ「石の上にも三年」と言いますが、意味としては「冷たい石の上でも三年も座り続けていれ

ば暖まってくる」というもので、意思を強く持つ事の大切さを説いた古来の教えです。無理をせずに三年継

続できればライフスタイルは変えられたと言え、その後もリバウンドせず変わりない生活が続けられる事でし

ょう。

 

第三のルール:自販機の甘い飲料を断つ

コーラやソーダなどの砂糖を大量に含む炭酸清涼飲料水や、甘いジュース・コーヒー、スポーツドリンク、加

糖紅茶を一切止めてウーロン茶や緑茶、ブラックコーヒーを飲むようにします。一般的に炭酸清涼飲料水には五百ミリリットルのペットボトルに角砂糖(一個に約四グラム)が約十五個分入っています。日本には

自動販売機が無数に設置されており、必ずと言っていいほどにコーラやソーダなど炭酸清涼飲料水や甘

いジュースが売られています。最近では電子マネーで簡単に購入できますので誘惑する力は強いです。

この炭酸清涼飲料水や加糖飲料は、液体だけあって簡単にいくらでも体に取り込む事ができてしまいま

す。欧米の方の、まるでダンプカーのような規格外の大きな体形を見ると、コーラが影響を及ぼしている割

合は非常に大きいと感じます。「甘いものがダメ」というよりは、この砂糖が大量に含まれた飲料を断つ事

が大切です。

ちなみに大手コーラのボトラー社における公式サイトには百ミリリットルあたり十一グラム強の糖分が含まれていると記載があります。

以上、ルールはこの三つだけです。ルールと言っても完璧に守る運用はしておらず、九割程度を守るくらいの柔軟性を持ちました。無理すると続きませんから。

このルールの中でも、夕食に日本人の主食である「白米を食べない事」を一番に心がけ実践しました。

 

ダイエットを加速させたアクション

糖質制限ダイエットを効果的に加速させたと考えられる行動として以下が挙げられます。糖質を控える行動と直接的な関係性のない内容もあります。

 

・食事の際は野菜から食べ始める

血糖値の上昇を抑える効果があるらしいのですが、信じて実施しました。なんとなく、胃腸にエネルギーをあまり吸収させないように「おまじない」の意味も込めてです。

 

・硬いものや熱いものを食べる

必然的にゆっくり食べるようになります。硬いものは良く噛む事によって満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎを抑制できる効果が期待できます。

 

・水分を意識してとる

特にウーロン茶を飲むように心がけており、喫煙時はブラックコーヒーを飲みます。水分は一日で二から三リットルくらいです。

 

・通勤電車では座るのではなく立つようにする

大抵の場合は目の前の席が空けば座りますが、日常的に運動をする機会が乏しいので、立っているだけですが運動しているつもりで実践しました。電車は常に動いたり止まったりしますので、バランスを体がとろうとするため足や、つり革をつかむ腕の筋肉が刺激されます。

 

・ビールは飲みますが、ビール以外にも糖質を制限した発泡酒や糖質がそもそも少ない焼酎を飲むようにする・・・特に「キリン淡麗グリーンラベル」という糖質を制限した銘柄は気に入っています。やはりビールには敵いませんが、苦みやキレがちゃんとあり美味しいです。そして飲む量は間違いなくダイエット実施後の方が多くなってしまいました。

 

・鶏肉とプレーンヨーグルト

健康にも配慮して好んで食べるようにしました。ヨーグルトは健康診断前の問診票に「乳製品を日常的に食べているか」という設問があったから取り入れています。

 

・腕を大きく振っての散歩

本当にたまにしか実施できませんが、近くの公園まで散歩をします。腕を大きく振るように歩くと、早歩きになりエネルギーの消費に効果的です。距離にして三キロメートル程です。気晴らしにもなります。

 

・体のストレッチ体操

一カ月に二から三回を五分程度です。特に下半身を中心として、又を大きく開いて股関節や、足の筋肉を伸ばします。

 

・長めのお風呂

意識してゆっくり長い時間をかけて浸かるようにしています。音楽を聴きながら、最近の自分の言動や行動などを振り返る時間としても活用すると時間を効率的に使えたと感じ長続きできます。

 

以上のとおり、行動を起こすのに大変と思う内容はありませんが、あくまで糖質制限ダイエットのサポート要素であるだけで、メインは前項で紹介した三つのルールである事は忘れないで頂ければと思います。

 

実施していない事

 

・日常的な運動

一時的に実施していた時期はありますが継続できませんでした。早朝や深夜のランニング、腕立て伏せ、腹筋、スクワットは試した事があり三日くらいは続きますが、その後は大変で面倒であり心が折れます。ランニングに関しては毎日実施するのは時間がない、雨の日は実施できなくなるなどの理由があり、腕立て伏せや腹筋は十回も連続してできないのが理由です。

 

・スポーツクラブに通う

自宅の近くに施設がなく通うのが面倒であり、家計を考えると継続的に費用がかかり検討段階で断念しています。まあ通えても休日になりますが、休日まで頑張りたくない思いがあります。月額の会費をとる施設が多く、行かないと「お金がもったいない。」というプレッシャーも嫌です。

 

・食事の「量」を減らす

食欲は旺盛ですので我慢は続かないです。人間の三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)は抑えようがないですね。質は変えられても量は変えられません。ことわざ「腹八分目に医者いらず」とありますが、実践できたらダエットに効果的とは思いますが、継続して実践するにはハードルが高いです。

 

・甘いお菓子を断つ

疲れている時や、お腹が空いている時には食べたくなりますので、やはり手が伸びてしまいます。チョコレートとアイスクリームは大好物ですので、自分自身へのご褒美として食べてしまいます。

 

・寝る前に食べない

仕事の残業も多く平日は寝る直前に夕食を食べます。「寝る前に食べると太る」と言いますが、まあ私にはここの改善をするには今の職場を変えるか、給料を減らして勤務体系を変更しない限り無理ですね。電車の中で食べる勇気があれば別ですが。

 

・よく噛んでゆっくり食べる

なかなか早食いは直せないものですね。食べるペースを変えるのは意識しても変えられないものでした。どうやったら習慣化できるのか分かりません。

 

・お酒の量を控える

会社の付き合いもあり難しいですね。ビールの味は最高ですし、これが無い人生なんて考えられません。

 

・ダイエット食品

そもそも美味しそうでないので食べる気がしません。継続して食べるものではないと思っていますので実施しませんでした。三年間食べろと言われても拒否します。「豆乳おからクッキー」などの半ダイエット食品のようなものも購入した事はありますが、口に合いませんでした。

 

・ダイエットサプリ

こちらも継続できなそうです。サブリメントに限らず医者から頂く風邪薬でもそうなのですが、食後に飲むのをいつも忘れてしまいます。高いお金を支払って購入しても効果があるのか?騙されるのではないか?と疑問に思う固定概念も手を出さない理由としては大きいです。

 

・胃に医療機器を設置する

胃にリングをはめ込んで、満腹中枢を刺激して食べる量を減らそうとする方法がテレビで紹介されていましたが、手術の恐怖と保険が適用されないであろう予測から実施には程遠い感じです。私が実践していないこれらは、ごく一般的なダイエットの手段も多分に含まれていますが、仮に実践できれば、さらにダイエットは加速できていただろうと考えています。しかし自分自身には合わなく実施していませ

ん。こんな言い訳をしても二十四キロもダイエットできている糖質制限という方法は本当に効果が高く、効率的な方法であると思っています。

 

糖質制限ダイエット食材・メニュー

以下がおおよそでも頭に入っていると、糖質制限をするという行動がスムーズに進められると思います。但

し意識し過ぎると息苦しくて長続きしませんので、参考程度にするのが良いと考えています。

 

糖質制限ダイエット向き食べ物

・鳥肉、豚肉、牛肉などの肉類 ・・・ 脂身は少ないに越した事はありませんが、炭水化物に代わって今

後の主食となる食べ物です。特に鶏肉はコストパフォーマンスが高くおすすめします。

・生ハム、ローストビーフ ・・・ お値段が高いですが美味しいです。

・魚、貝類 ・・・ 肉に匹敵する程に食べるようにしたい、バリエーションが豊富で飽きのこない優れた食べ

物です。

・卵 ・・・ 目玉焼きと卵焼き、スクランブルエッグは朝食に欠かせないですね。

・緑黄色野菜など大半の野菜 ・・・ 食べるのが苦手という場合にはミキサーを購入して野菜ジュースに

すると摂取しやすくなります。

・きのこ

・豆腐 ・・・ 本当に万能の料理メニューで役立ちます。

・乳製品 チーズ、プレーンヨーグルト ・・・ どれも加糖されていないもが良いです。

・糖質制限した発泡酒、焼酎、ウイスキー ・・・ 糖質制限した発泡酒は各種メーカーより様々な銘柄

が販売されており飲み比べてみましたが、糖質七十パーセントオフくらいのものが美味しさを損ない過ぎず

に良かったです。

 

ほどほどにした方がいい食べ物

比較的に糖質が多い、又は多少含まれる程度ですが一度に大量摂取できる食物や飲料です。

・じゃがいも、さつまいもなど芋類

・加工肉 魚肉ハム、魚肉ソーセージ

・さつま揚げ、ハンペン

・かぼちゃ

・スイートコーン

・糖分の多い果物

・ビール、清酒 お酒にはそれ程大量に糖質が含まれている訳ではありませんが、一度に大量摂取できて

しまいますので注意が必要となります。

 

控えたい食べ物

糖質が多い食物・飲料です。夕食にはできる限り避ける事が望まれます。

・白米(ご飯)

・餅

・麺類 ラーメン、パスタ、うどん、そば、ソウメン

・パン、ピザ

・はちみつ、メープルシロップ

・コーンフレーク、シリアル

・お好み焼き、たこ焼き

・お菓子、ケーキ

・甘栗

・清涼飲料水、ジュース、スポーツ飲料、加糖コーヒー

・梅酒、甘酒

・中濃ソース、ウースターソース ・・・ ソースのかけ過ぎには要注意です。意外と糖質が多い。

・フライドポテト

・みりん(本みりん) ・・・ 本みりんで作る照り焼きは最高なのですが、ほどほどが重要ですね。

このリストを一言で表せば、日本人の主食を夕飯からは抜くという事になります。夕食にも食べたくなる食

材やメニューばかりですが、朝食や昼食で食べるように心がけたいですね。

特に駅前でチェーン展開しているようなハンバーガーショップのセットメニュー(ハンバーガー + フライドポテト

+ コーラ)や、ご飯を飲み込むように食べる牛丼屋のメニューは糖質が多く含まれている食材で構成され

ていますので、近寄らない方がダイエットの近道と考えます。

 

全く体重の減少が無くなるバランスポイント

踊り場

体重が落ちている期間中を振り返ると不思議なのですが、糖質制限ダイエットをしていると体重が全く減

らなくなる時期がありました。階段でいう踊り場のような感じです。あまりにも体重が急激に減り過ぎて体

が危機にさらされていると感じ、抵抗するようなブレーキシステムが働いたからなのかもしれません。今までの

ようになかなか痩せなくて不安になりますが、ここで諦めたらいけないと思い糖質制限を一週間から二週

間ほど継続していると踊り場を脱して、また体重が減るようになりました。自分自身を試されていると感じ

る期間でした。

 

継続して変わらず糖質制限ダイエットをしているものの、今現在では六十八キロから体重は一向に減りま

せん。現在がエネルギーに関する収入と支出のバランスポイントに到達しているのだと思います。さらに体

重を落とすには、追加で糖質を制限するか食事の量を減らすなどの工夫が必要そうです。しかしながら今

現在は心地よい生活を送れており、これ以上のダイエットは不要と考えていますので新しいアクションは実

施していません。どこかでバランスのとれた「底」は来るのです。

 

体脂肪激減で変わる世界

体調や精神面のメリット

なんといっても健康診断書の中に「要精密検査」「要経過観察」が一つもなくなり「異常なし」の項目が

大半を占めるようになりました。そして、血圧、糖代謝、脂質、肝機能、痛風、腎機能、血液一般など、

あらゆる検査項目の数字が太っていた頃より改善します。メタボリックシンドロームの注意文章もなくなり、

肥満度という項目ではマイナスの数字になりましたし、標準体形よりも痩せ型になりました。健康になった

事を数字という目に見える形で実感でき感動的です。

(メタボリックシンドロームとは、一言で表せば「肥満」の事です。特に内臓脂肪をもち、高血圧値、血中

脂質異常、高血糖の二項目以上が該当している状態をいいます。)

・写真の中にいる自分が好きになります。集合写真ではいつも端っこに立って斜め三十度を向いてなるべ

く細く写るように頑張っていましたが、今ではセンターに立ちたくなります。顔の「二重顎(あご)」が消えてな

くなり、シャープな顔立ちになっており、またお腹は引っ込んでいますので、写真を見ていて気分がいいで

す。プリクラで写真を撮ると画像補正をして体形を細くしてみせたり、目が大きく見えるように加工されてい

たりしますが、それを日常で撮影する全ての写真に適用しているかのようです。子供が大きくなって、昔の

私の写真を見たらビックリする事でしょう。その顔を見るのが今から楽しみです。まだまだ先の話ではありま

すが、タイムカプセルを開ける日のように待ち遠しいです。

・多少ではありますが頭の回転が早くなった気がします。物事を判断するときにロジカルに考えがまとまり早

く決められるようになりました。プレゼン資料の作成もどのような構成にするか、早くまとめる事ができます。

・多少ではありますが日常的な体が疲れなくなった気がします。もともと肩こりや腰痛はなかったのですが、

夕方頃に訪れる体が「だるい!」「眠い〜。」と思う感じは減りました。長時間働いた後でも飲みに行く元

気が残っています。

・電車通勤で立って通っても疲れなくなりました。これは大きく変化したと感じます。今までは会社に着く頃

には混み合う電車内に疲れて、ヘトヘトになりながらの始業でしたが、今は座席に座って通ったのと疲れ

度合いは変わりません。また、階段や坂道を軽快に登れるようになり、息切れをする回数も減りました。

痩せると筋肉の量も減ると言いますが、確かに減ったとは思いますが、重い体を動かす必要が無くなりまし

たので、体は動かしやすいです。

・汗を大量にかかなくなりました。太っている頃の私服は汗の染みを気にしてポリエステル製の衣服や、汗をかいても目立たない色の服しか着ていませんでした。綿素材の薄いグレー色のポロシャツは着られなかっ

たですね。今現在はバリエーション豊富な素材と色の服を着ています。そのせいで手洗いしなければいけな

い服が増えて、クリーニング費用は余計にかかるようになってしまったのですが。

・体臭も減った気がします。汗をかかなくなった自分自身への印象も影響しているかもしれません。(喫煙

は止めやれないので、その臭いは変わらないと思いますが。)

・性格が明るくなった気がします。「やればできる」という自信が付いたからなのかもしれません。全力で頑

張った訳ではないので、こちらも多少変化がある程度ではありますが。また、イライラと怒りっぽくなる事も性

格上ゼロにはなりませんが、減ったように思います。

 

友人・知人・周囲の反応

・痩せたと同時に「若返った」と言われる機会が増えます。この周囲からの反応は予想外でしたが、太って

いると安定感があるせいか老けて見られるのかもしれません。若返っても元が老け顔でしたので歳相応に

見られるようになっただけで、マイナスからゼロにようやくたどり着いたというのが実際です。

・会社のオフィスや、地域の会合では縁が遠くなっていた人ともコミュニケーションが増え、話しかけられる機

会が増えました。「痩せましたね!」の驚く顔は思い出深いです。痩せてから半年もすれば、痩せている姿

が普通の光景となり、だれからも痩せたと言われなくなってしまいますが。私が直接コミュニケーションをとる

人以外でも、私の体の変貌ぶりは知らないところで相当に噂になったと思います。

・お酒の席でもダイエットの話題は鉄板中の鉄板となり、多くの人に共通して課題となっている事柄だけに

皆が興味や関心を持って聞いてもらえます。日常的に運動をしないで激ヤセした訳ですから、誰もが方

法を知りたがってもらえます。話題の引出しを多く持っていないだけに、この引出しの貢献度合いは計り知

れません。

・これだけ痩せると大腸ガンなどの大きな病気かと間違われて気遣いをされるようになりました。冗談半分

で言っていると信じていますが。いい事なのか悪い事なのか、気の持ちようですね。

 

体形面で嬉しかった事

・ダイエットをして一番感動したのが運動部に所属していた高校時代に履いていたジーンズが再び履ける

ようになった事です。約二十年の歳月を経て日の目を見る運びになったリーバイスのジーンズ。多少カビ臭

く、裾(すそ)は踏みつけられて擦り切れていますが、若かれし高校時代の思い出やクラスメートの顔が鮮明に蘇りました。すごく清々しい気分になった事を今でも忘れません。なぜ、そんな大昔の衣服を持ってい

たのかと言うと、衣服の捨て方が分からなかったからです。地域によって異なる捨て方を調べるのが面倒だ

ったからですね。今後もこのジーンズは捨てる事はないでしょう。理由は高校時代の思い出と共に、今回

のダイエットの感動が重なるように染みついるからです。

・帽子のサイズが一から二サイズ下がりました。特注のビッグサイズの帽子しかかぶれず、通常サイズの帽

子をかぶると頭が締め付けられて髪型が「キノコ」のようになっていた頃を懐かしく思い出します。

・電車の座席へ座りやすくなります。隣の人と密接にくっ付く事がなくなりましたので、遠慮する事がなくなり

ました。太った者同士で横並びに座ると、双方の片側だけ熱帯雨林気候のような湿度の高い状態にな

り、双方が汗をかいて気持ちが悪かったです。また、気のせいかもしれませんが電車で隣に若い女性が座

る確率が上がります。今までは避けられていたのかもと振り返りますが。さらに飛行機の狭い座席でも余

裕を持って座れるようになり、長時間フライトも億劫でなくなりました。

・オシャレを楽しめるようになりました。体形にフィットする服を着ると、自分自身が映る鏡の前に紳士が立

っています。顔はイマイチですが、なかなか雰囲気のあるオッサンが鏡の中で微笑んでいます。(苦笑)ま

た、一般的なサイズの服が選べるようになり、バリエーションが豊富になるため、自分の好みに合った服を

購入できるようになります。さらに、低価格な服が買えるようになります。多くの人の体に合う服が買えるよ

うになるためで、量産される服というのは安いと知りました。

・靴が長持ちするようになりました。体重の負担を一気に背負う事になる靴はダメージが大きいのです。歩

き方も元々おかしかったのですが、半年から一年程度で買い替えていた靴も全く買わなくて済むようになり

ました。靴は高額であるため節約できています。

・椅子に「脚を組んで」座る事ができるようになりました。太っている頃は、太ももの肉が邪魔をして引っか

かり、できませんでした。ほんと、脚を組むなんて何年ぶりでしょう!

 

体脂肪激減によるデメリット

金銭面

・服を一式買い替えるため一時的にお金がかかります。一年で二十四キロも痩せましたから、私服のズボ

ンはウエストサイズの異なる物を二セット買い替えています。痩せていく途中でも買い直しているため二セッ

トです。上着もすべて買い替えました。男性サイズで今まではLLサイズだったものを体のラインがでるMサイ

ズまで落としています。スーツは体のサイズに合わなくなったため、すべて買い替えています。ワイシャツはブ

カブカ過ぎて、かっこ悪いです。今の体形に合ったものを買い直したいと思っています。

体のサイズに合わなくなった昔の服やスーツは捨てずに八割くらい捨てずに取ってあるため、クローゼット

が一杯の状態になっています。いつか使うかもしれない、誰かに提供できるかもしれない思いが、捨てる行

動を退けています。

やっかいなのが、靴のサイズも一センチ小さいものがジャストサイズになります。二十七センチから二十六セ

ンチになり、以前から履いている二十七センチの靴は微妙に大きく、歩くと靴の中で少し足が遊びます。

靴ひもをきつく締めたりインソールを入れたりして対策をしています。

・結婚指輪が薬指から抜け落ちるためサイズ変更を実施しました。これにもお金がかかります。プラチナで

できておりデザインされた指輪ですが、リングサイズの縮小と共にプラチナの量も減り、その分だけ資産価値

が減ったかなと思います。どんなにお金に困ったとしても質草にするつもりはなく、墓場の中まで持っていく

予定ですので問題はありません。

・食費がかかりエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費の割合)が上がります。米やパンを食べな

い代わりに肉・魚・野菜を中心に食べるようになりましたので食費が上がりました。米やパンなどの炭水化

物はコストパフォーマンスが良いことを思い知りました。

 

身体・外見面

・身長が一センチくらい縮みます。足の裏や頭皮の脂肪まで減るとは驚きです。健康診断の身体測定の

結果を昨年と比較した数字ですので、誤差の範囲といえるかもしれません。

・知り合いに道で会っても素通りされる事が増えます。あまりの変貌ぶりに本人と気がつかれないのです。

二十四キロも痩せると外見は別人に見えるようです。挨拶をしないでスルーされてしまうのは悲しい限りです。

・「笑う」と顔のシワが増えた気がします。特に頬や目じりは、太っていた頃は贅肉で引き伸ばされていたの

ですが、今では皮が集結するようになり線が何本も走りますので気になります。まあ昔は「パンパンに腫れ

た顔」と言われていましたから仕方ありませんね。

・通勤の満員電車で立っている時のポジション取りに押し負けるようになりました。パワーダウンは否めませ

ん。自分より太っている人には負けます。電車の発車と停止の前後で発生する体を引き付けられるような

横の重力に合わせて、良いポジションが崩されてしまいます。のび太はジャイアンにはケンカで勝てないように。

 

良心との葛藤

私のダイエット方法は日本人の主食である「夕食に白米(ご飯)を食べない」事が一番重要である事を力

説したものになります。しかしながら、私がここまで大きく成長できたのも間違いなくお米があったからであ

り、飽食の時代に生きてこられたからであると幸せに思っています。

お米を生産する農家の方からすれば、私の記載している内容は生計に直結する内容であり、お叱りを頂

くのは当たり前と思っていますが、それを覚悟で記載をしたのは本当に良心との闘いでした。

世界を見渡せば、人口は毎日増加しているにも関わらず、限られた資源しかありません。飽食の時代は

未来永劫続くという保証はどこにも無い訳ですから、その時代の崩壊と共に私の実践したダイエット方法

も無と化す事でしょう。

また、もう一つ良心との葛藤があった事と言えば、「食べ物を残す」事を「体に良い事」であると自分の中

で決めた事です。私が子供のころ母親からは「ご飯を残すと目を潰されるぞ」と叱られ、食事を残す事を

非常に「悪い事」として教え込まれて育ちました。この教育方針は、多くの家庭で実施されているものと考

えられ、戦後の貧しい日本で育った親世代からすれば当たり前の考え方とさえ言えます。その考え方を1

80度変えて「体に良い事」と自分自身に言い聞かせる事、固定概念を崩壊させる事は大変な作業で

あったと振り返ります。コンビニ弁当や専門の弁当屋、それからレストランに行った時でも、当たり前のよう

にセットメニューで白米かパンを選択させられ、セットでしか注文ができないケースが多くあります。希望しな

いのに目の前に出される白米をそのまま手を付けずに残す行動を、これからも実施していくのです。繰り返

しになりますがダイエットとはライフスタイルを変える事ですので、一時的にではなく今後の人生でも続いて

いきます。心が痛む行動ですが良いと自分に言い聞かせ実行に移しています。観葉植物のサボテンに水

をやり過ぎると枯れてしまうようですが、それと同じであると自分に説いています。注文する時には、できる

限り「ご飯は不要です」と伝えているのですが。

「健康で長生きする事」と「農家の方が一生懸命つくったお米を残す事」を天秤にかけて、前者を選択す

るのが私のダイエット方法なのです。

 

痩せてからチャレンジしたいと思った事

体が身軽になりましたので、今までできない又は実施しにくかった事をやっていこうと思っています。ダイエッ

トをすると前向きに活動をしたくなります。

・オシャレ・・・体のラインに合った十万円くらいのジャケットと、オーダーメイドのシャツ・パンツを着こなしてみ

たいです。比較的に身長が高いため体の線が綺麗に出ます。オシャレをすると他人へ話しかけたくなり、コ

ミュニケーションを楽しめるようになりました。

・ラフティング・・・自分自身のカヌーを手に入れて渓流を下りたいです。私の勝手なイメージですが太って

いる人でラフティングを趣味にしている人は少ないという仮説があります。そもそも、あの細いボートに乗れる

のか?今ならライフジャケットも普通サイズのもので済むはずです。

・子供の運動会に参加・・・親が出場する種目がありますが、太っている頃は遠慮して参加していません

でしたが、今では参加する気満々です。五十メートル走とかも軽快に走れる気がします。

・山登り・・・大自然に身を置くと日常の疲れが吹っ飛ぶ感覚が味わえて最高です。荷物は少なくして登

るのが山の鉄則であると思いますので、ダイエットをして身軽になった今では、比較的楽に登れると思いま

す。人が簡単に立ち入る事ができないような山奥の秘湯(露天風呂)なんかも興味があります。一番行

きたいのが鹿児島県にある屋久島です。苔(コケ)と手つかずの緑に覆われた大自然の中で「もののけ姫」

を見つけたい!(笑)

・海水浴・・・他人の目を気にする生き方も息苦しいですが、気兼ねなく他人に裸を見せる事ができるよう

になりました。年を取ってしまいましたがサーフィンなんかもチャレンジしてみたいですね。(いいオヤジなので

すが。)

・夏の北海道を自転車で一周・・・大きなリュックサックを背負ってテント泊で行きたいですね。寝袋やトレ

ッキング用のキッチンセットも詰め込んで。そのリュックサックはきっと小学一年生男児くらいの重さになるのか

な。(笑)昔からの憧れです。北海道の次はアジアなどの海外にもチャレンジしてみたいです。

・釣り・・・ブラックバスが釣れる山の麓にある湖に行きたいです。痩せなくとも普通にできると思われる内容

ですが、そもそも体が重いと外出が億劫になりますので。

以上が思いつく限りのリストになりますが、ダイエットする前は「やりたい!」と思いもしませんでしたので、気

持ちは間違いなく若返ったと自覚しています。

 

糖質制限ダイエットのコツ

意識してダイエットをしたいと思い始めたのは十年程前の事ですが、ダイエットに成功した今、できなかった

頃を振り返ると決定的に昔の自分にはなかったものを今は持っています。それが「コツ」という知識です。

これからダイエットへチャレンジするあなたへ、私からお伝えしたい事として、ダイエットは「努力」や「根性」な

どの精神論ではなく「コツ」をつかむ事が大切と考えている事です。コツさえつかんでしまえば、エスカレータ

ーに乗っているかのように自然と痩せていきます。しかし、そのコツをつかむまでが長いと感じられるかもしれ

ません。

コツとは具体的に何かを考察すると「人により変わるもの」です。ダイエットの「方法」は人によって大きく変

わらないものの、その「程度」は人により変わると考えています。

「体への貯金=収入−支出」の概念を前項でお伝えしましたが、体への貯金が目に見えて減る収入の「程

度」は人により千差万別です。その人それぞれ異なる程度の事が「コツ」であり、その自分の分量がどのく

らいであるかを把握する事が大切と考えています。

日常生活を少しずつでも変えていきながら、そして楽しみながらチャレンジしてコツを見つけもらえる事を切

に願っています。私もできました。きっと、あなたもできるはずです!「だまされた。」と思って第一歩を今日の夕食から踏み出してください。

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